このページでは、auの家族割引である「家族割プラス」とワイモバイルの「家族割引サービス」はどちらが安く契約できるか、ギガ数ごと、人数ごとに比較しています。
特に断りがない場合は税込み表示になっています。
目次
結論!いくら安くなるか
やや複雑な面もあるため、最初にいくら安くなるのか、結論から紹介させていただきます。auの最低料金プランとワイモバイルの最低料金プランを比較してみました。
人数 | au 1GB | Y!mobile 3GB | 月々の差 | 月間の差 |
---|---|---|---|---|
1人 | 3,278円 | 2,178円 | 1,100円安い | 1.3万安い |
2人 | 5,456円 | 3,168円 | 2,288円安い | 2.7万安い |
3人 | 6,534円 | 4,158円 | 2,376円安い | 2.9万安い |
4人 | 8,712円 | 5,148円 | 3,564円安い | 4.3万安い |
auとワイモバイルのプラン
このページでは、「auピタットプラン」と、ワイモバイルの「シンプル」プランを比較しています。
新auピタットプランN
出典:au
新auピタットプランN | 月額料金 |
---|---|
~1GB | 3,278円 |
~4GB | 4,928円 |
~7GB | 6,578円 |
7GB~ | 低速モード |
※新auピタットプラン4Gも同じ料金プランです。(Nがついていない)
※またピタットプラン5Gも同じ料金プランです。
※auピタットプランには2019年9月30日に受け付けを終了した「新auピタットプラン」(違約金が10,450円)と2019年10月1日以降に加入可能な「新auピタットプランN」(違約金が1,100円)があります。どちらも同じ料金プランですが、かけ放題の料金と違約金が異なります。
新auピタットプランはauの小容量プランで使った分だけ支払う「段階制(従量制)」になっています。電話代は別で基本料金のみの価格です。かけ放題オプションに加入することができ、5分(月額880円)、回数時間無制限(月額1,980円)となっています。
2年契約の縛りがあります。家族割引があり、2人以上で550円引き、3人以上で1,100円引き。また光セット割(auスマートバリュー)は1GBまでは0円引き、4GBからは550円引きとなっています
ワイモバイルの「シンプル」
月額 | 1回線目 |
---|---|
シンプルS(3GB) | 2,178円 |
シンプルM(15GB) | 3,278円 |
シンプルL(25GB) | 4,158円 |
シンプルプランはワイモバイルの新料金プランで3GBと15GBと25GBの3つのプランがあり、電話代は別で基本料金のみの価格です。
かけ放題オプションに加入することができ、だれとでも定額(10分間の通話が何回でもかけ放題で月額770円)、スーパーだれとでも定額(s)回数時間無制限の通話が月額1,870円に任意で申し込むことができます。
2年契約の縛りがなく解除手数料(違約金)もありません。家族割引があり、2人以上で1回線ずつ1,188円引きとなり、光セット割は1,188円引きとなっています。(光セット割と家族割は両方適用はできません)
家族割引の仕組み
家族割プラス
出典:家族割プラス
auの家族割引サービスである「家族割プラス」は複数人で契約すると適用されて、2人契約なら一人ずつ550円引き、3人以上契約すると一人ずつ1,100円引きとなるサービスです。以前はシェアパックを一つ契約して家族でパケットを共有していましたが、現在ではそのような仕組みはなくなり、一人ずつが好きなプランを契約して、そこに家族割を適用できるようになりました。
- 1人 なし
- 2人 2人がそれぞれ月々550円引き
- 3人 3人がそれぞれ月々1,100円引き
- 4人 4人がそれぞれ月々1,100円引き
人数 | 月額料金 | 計算式 | 家族の合計料金 |
---|---|---|---|
2人 | 1人550円ずつ | 550×2人引き | 5,456円 |
3人 | 1人1,100円ずつ | 1,100×3人引き | 6,534円 |
4人以上 | 1人1,100円ずつ | 1,100×4人引き | 8,712円 |
ワイモバイルの家族割
ワイモバイルの家族割である「家族割引サービス」は複数回線契約すると適用されるもので、2回線契約なら2回線目から1,188円ずつ毎月割り引かれるようになる仕組みです。もともとワイモバイルにはシェアパックという概念がなく、一人ずつがおのおの好きなプランを契約して、そこに家族割を適用できるようになっています。
なお、ワイモバイルの家族割引は家族だけでなく、自分で何回線も契約した場合も適用されます。そのため「家族割」ではなく「複数回線割」といわれることがあります。
- 1人 割引なし
- 2人 2人目が月々1,188円引き
- 3人 2人目と3人目がそれぞれ月々1,188円引き
- 4人 2人目~4人目がそれぞれ月々1,188円引き
- 以降10人目まで割引が可能
人数 | 月額料金 | 計算式 | 家族の合計料金 |
---|---|---|---|
2人 | 2人目以降1,188円ずつ | 1,188×1人引き | 3,168円 |
3人 | 2人目以降1,188円ずつ | 1,188×2人引き | 4,158円 |
4人以上 | 2人目以降1,188円ずつ | 1,188×3人引き | 5,148円 |
人数別の乗り換え
家族2人で
- 家族が1GBプラン×2人の場合、5,465円
- 家族が4GBプランの場合×2人の場合、8,756円
- 家族が7GBプランの場合×2人の場合、12,056円
↓↓↓
- 家族が3GBプラン(S)の場合なら3GB×2人が、3,168円
- 家族が15GBプラン(M)の場合でも15GB×2人が、5,368円
- 家族が25GBプラン(L)の場合でも25GB×2人が、7,128円
家族3人で
- 家族が1GBプラン×3人の場合、6,534円
- 家族が4GBプランの場合×3人の場合、11,484円
- 家族が7GBプランの場合×3人の場合、16,434円
↓↓↓
- 家族が3GBプラン(S)の場合なら3GB×3人が、4,158円
- 家族が15GBプラン(M)の場合でも15GB×3人が、7,458円
- 家族が15GBプラン(L)の場合でも25GB×3人が、10,098円
家族4人以上で
- 家族が1GBプラン×4人の場合、8,712円
- 家族が4GBプランの場合×4人の場合、15,312円
- 家族が7GBプランの場合×4人の場合、21,912円
↓↓↓
- 家族が3GBプラン(S)の場合なら3GB×4人が、5,148円
- 家族が15GBプラン(M)の場合でも15GB×4人が、8,448円
- 家族が25GBプラン(L)の場合でも25GB×4人が、13,068円
2年縛りや乗り換え費用など
違約金
ところで、新auピタットプランNは違約金は取られるのでしょうか?
違約金の最新情報についてみていきましょう。
まず違約金は、定期契約(2年縛り)の途中で解約や乗り換えるをする際、契約時の約束と異なる、ということで課される手数料です。そのため定期契約(2年縛り)がない料金プランでは違約金は存在しません。ところがかつてはどの携帯電話でも2年や3年の定期契約が一般的だったため、それが問題になったわけですね。
そこで法律で2019年10月からの契約は違約金の1,100円が上限と決められました。そのため、どの会社のプランでも2019年10月1日以降の契約は違約金1,100円を払えば更新月以外でも乗り換えることができます。
それでは2019年10月1日以前に契約した方は、10,450円の違約金を払わなければならないのでしょうか?
実は、auとソフトバンクでは従来プランの契約者でも、2年以上契約を続けている場合は違約金は0円または1,100円まででよいと定められました。そのため現在は2021年6月なので、2019年6月以前に契約された方はもう違約金を払わなくて良いですね。
ただし契約手続き上は新しい違約金1,100円までのプランに変更するか、現在の定期契約の縛りがないプランにプラン変更する必要があります。つまり、違約金の10,450円のプラン⇒現行プランへの移行⇒他社への乗り換えというステップを踏む必要があります。(違約金10,450円のプランから、直接他社に乗り換えようとすると、10,450円の違約金がガッツリ取られるので気をつけましょう)
また2019年10月以降に契約された方は、そもそも違約金が1,100円までなので、違約金1,100円で乗り換えることが可能です。また現行プランにプラン変更した後、他社に乗り換えれば違約金は0円になります。
auの新auピタットプランNには2019年10月以前に加入した場合の違約金が10,450円の新auピタットプランと、2019年10月以降に契約した場合の違約金が1,100円の新auピタットプランNがあります。auピタットプランや新auピタットプランNなどの方は違約金のない現行プランにプラン変更しましょう。新auピタットプランNの方はそのまま違約金1,100円で他社に乗り換えるか、違約金のない現行プランにプラン変更してから、他社に乗り換えましょう。
詳細は⇒違約金と2年縛りの最新情報と違約金を無料にする裏技を紹介!
その他の費用
以前は違約金以外にも、MNP転出料(番号をそのまま乗り換える)や契約事務手数料がかかっていました。
現在ではドコモ・au・ソフトバンク、ワイモバイルはMNP転出料3,300円を無料とし、契約事務手数料もオンラインでの申し込みなら0円と改正されました。
そのため、今では各種費用が無料で乗り換えることも可能になっています。
(PR)ワイモバイルの詳しい紹介

ワイモバイルとは、ソフトバンクがサブブランドとして運営している格安スマホサービスのことで、ソフトバンクの低価格モデルと考えていただければ分かりやすいと思います。ソフトバンクもahamoと同じようにLINEMOというサービスを運営開始したのですが、LINEMOもキャリアメールがない、基本料金が高い、店頭サポートがない、端末の販売がないといったデメリットを抱えています。
しかしワイモバイルでは全国に1,000を超える店舗と、ソフトバンクの店舗や家電量販店のブースなど合計4,000以上の相談窓口があります。そこでは契約や故障時の対応などをソフトバンク並にして貰うことが可能です。もちろんサポート料は無料です。
またエリアはソフトバンクと全く同じで、ソフトバンクが使えるところなら日本全国どこでも繋がります。
ワイモバイルにはキャリアメールもありますし、キャリア決済もあります。カード払いができない方には口座振替ももちろん可能です。
スマートフォンのセット販売も行っており、10種類以上の安い機種から高い機種までいずれかを選ぶことができます。もちろん分割払も可能です。

また料金プランが安く、月々2,178円から、家族で乗り換えると家族割を適用できて2人目から10人目まで月々990円からと破格の月額料金で契約することができます。料金はずっと同じで2年後も3年後もずっと上がりません。
月額 | 1回線目 |
---|---|
シンプルS(3GB) | 2,178円 |
シンプルM(15GB) | 3,278円 |
シンプルL(25GB) | 4,158円 |

家族別々に契約してそれぞれが好きな容量を選べること、電話をよく使う方にはかけ放題がつけられること、そしてキャリアの機能は全部込みこみで、サポートは何回でも無料です。そのためスマホに詳しい方もそうでない方にも安心できる携帯電話会社です。
目指せ年間10万円の節約
新auピタットプランの1GBを一人で乗り換えるなら月々1,100円オフ、1年間では13,200円安くなります。2人、3人そして4人になると月々3,564円オフで年間42,768円の節約になります。
これはauの新auピタットプランの1GBプランを契約している場合です。もっと大きなプラン4GB、7GBであればさらなる節約が可能です。
たとえば家族4人で新auピタットプランの4GBを契約していると月々15,312円、ワイモバイルの5GBなら7,348円になります。1ヶ月では8,000円安くなり、1年間での差はなんと95,567円と10万円近い節約が可能です。以下の表をご覧ください。
人数 | au 4GB | Y!mobile 5GB | 月々の差額 | 年間の差額 |
---|---|---|---|---|
1人 | 4,928円 | 2,728円 | 2,750円安い | 3.3万円安い |
2人 | 8,756円 | 4,268円 | 4,488円安い | 5.4万円安い |
3人 | 11,484円 | 5,808円 | 5,676円安い | 6.8万円安い |
4人 | 15,312円 | 7,348円 | 7,964円安い | 9.6万円安い |
家族で携帯電話の契約を乗り換えるのはやや手間がかかり、面倒なところもあります。ですが、1度変更してしまえばその後は何の手続きも要りません。それで10万円近くも節約できるとなると、それはもう大きな収入ということができます。
ぜひこの機会に、高額すぎる通信料金を減らしていきましょう!