このページでは、ドコモのギガライトとワイモバイルのシンプルプランはどちらが安いのか、いくら節約できるのか比較しています。またギガライトの縛りや違約金の仕組みも解説しています。
特に断りがない場合は税込み表示になっています。
目次
結論!いくら安くなるか
やや複雑な面もあるため、最初にいくら安くなるのか、結論から紹介させていただきます。ドコモの最低料金プランとワイモバイルの最低料金プランを比較してみました。
ドコモ⇒Yモバ | ドコモ | Y!mobile | 月々の差 | 年間の差 |
---|---|---|---|---|
1GB⇒3GB | 3,278円 | 2,178円 | 1,100円安い | 1.3万安い |
3GB⇒3GB | 4,378円 | 2,178円 | 2,200円安い | 2.6万安い |
5GB⇒5GB | 5,478円 | 2,728円 | 2,750円安い | 3.3万安い |
7GB⇒15GB | 6,578円 | 3,278円 | 3,300円安い | 4.0万安い |
30GB⇒30GB | 7,678円 | 4,708円 | 2,970円安い | 3.6万安い |
※ワイモバイルには5GB~15GBの間のプランがないため、ドコモ7GBとワイモバイル15GBを比較しています。
※最後の30GBはギガホとワイモバイル30GBの場合の比較です。
ドコモとワイモバイルのプラン
このページでは、ドコモの「ギガライト2」プランと、ワイモバイルの「シンプル」プランを比較しています。
ドコモのギガライト2
出典:シンプル2択な料金プラン
ギガライト2 | 月額料金 |
---|---|
ギガライト2(~1GB) | 3,278円 |
ギガライト2(~3GB) | 4,378円 |
ギガライト2(~5GB) | 5,478円 |
ギガライト2(~7GB) | 6,578円 |
※ギガライトには2019年10月以前に加入した場合の違約金が10,450円のギガライト1と、2019年10月以降に契約した場合の違約金が1,100円のギガライト2があります。このページではギガライト2で解説しています。
ギガライト2はドコモの小容量プランで使った分だけ支払う「段階制(従量制)」になっています。電話代は別で基本料金のみの価格です。かけ放題オプションに加入することができ、5分(月額770円)、回数時間無制限(月額1,780円)となっています。
2年契約の縛りがありますが、解除手数料(違約金)が10,450円ではなく、1,100円のプランです。家族割引があり、2人以上で500円引き、3人以上で1,000円引き。また光セット割は1GBまでは0円引き、3GBまでは550円引き、5GB以上は1,100円引きとなっています。
ドコモのギガホ
出典:ケータイWatch
ギガホ | 月額料金 |
---|---|
ギガホ 30GB | 7,678円 |
※2019年10月1日提供開始
ギガホはドコモの大容量プランで定額制になっています。電話代は別で基本料金のみの価格です。かけ放題オプションに加入することができ、5分(月額770円)、回数時間無制限(月額1,780円)となっています。縛りありのプランで違約金は1,100円。無料通話はなく、通話料金は30秒20円、家族割引は2人以上で500円引き、3人以上で1,000円引き。光セット割は月々1,100円です。
ワイモバイルの「シンプル」
月額 | 1回線目 |
---|---|
シンプルS(3GB) | 2,178円 |
シンプルM(15GB) | 3,278円 |
シンプルL(25GB) | 4,158円 |
シンプルプランはワイモバイルの新料金プランで3GBと15GBと25GBの3つのプランがあり、電話代は別で基本料金のみの価格です。
かけ放題オプションに加入することができ、だれとでも定額(10分間の通話が何回でもかけ放題で月額770円)、スーパーだれとでも定額(s)回数時間無制限の通話が月額1,870円に任意で申し込むことができます。
データ容量を増やせるオプションがあり、「データ増量オプション」といいます。月々550円で3GB(S)・15GB(M)・25GB(L)がそれぞれ+2GB、+5GB、+5GBになります。つまり550円の追加料金で5GB、20GB、30GBの契約をすることが可能です。
2年契約の縛りがなく解除手数料(違約金)もありません。家族割引があり、2人以上で1回線ずつ1,188円引きとなり、光セット割は1,188円引きとなっています。(光セット割と家族割は両方適用はできません)
1人で乗り換える場合
一人で乗り換えたらいくら安くなるかをご紹介します。
上の表の通りドコモとワイモバイルは料金プランが異なり、単純に比較することができません。そこで、ここではそれぞれの最低料金プランの「ドコモ1GB」と「ワイモバイル3GB」を比較しています。
ドコモ⇒Yモバ | ドコモ | Y!mobile | 月々の差 | 年間の差 |
---|---|---|---|---|
1GB⇒3GB | 3,278円 | 2,178円 | 1,100円安い | 1.3万安い |
3GB⇒3GB | 4,378円 | 2,178円 | 2,200円安い | 2.6万安い |
5GB⇒5GB | 5,478円 | 2,728円 | 2,750円安い | 3.3万安い |
7GB⇒15GB | 6,578円 | 3,278円 | 3,300円安い | 4.0万安い |
30GB⇒30GB | 7,678円 | 4,708円 | 2,970円安い | 3.6万安い |
※ワイモバイルには5GB~15GBの間のプランがないため、ドコモ7GBとワイモバイル15GBを比較しています。
ドコモのギガライトの場合、1GBで3,278円かかりますが、ワイモバイルの料金プランでは3GBで2,178円からと安くなります。ドコモからワイモバイルに一人で乗り換えた場合、料金も安くなる上に使えるギガ数も2GB増えます。
またドコモを3GBとワイモバイル3GBで比較したらドコモが4,378円、ワイモバイルが2,178円と2,200円も安いことが分かります。
ワイモバイルは家族で乗り換えるとお得、一人で乗り換えると損のようなイメージを持たれている方もいらっしゃるかもしれませんが、実際にはドコモの高額さを考慮すると一人での乗り換えも充分に節約できるということが分かります。
また、ギガライトに比べシンプルのほうがギガ数の大小が大きく、3GBだけでなく大容量である15GBや25GBでも契約できることが分かります。それも1プラン大きくなるごとに1,000円増しくらいで15GBが3,278円、25GBも4,158円です。
そしてワイモバイルにはデータ増量オプションというサービスがあり、月々550円の追加料金で、データがそれぞれ3GB⇒5GBへ、15GB⇒20GBへ、25GB⇒30GBまで増やせるメリットがあります。
ワイモバイルではテザリングは無料で月何ギガバイトなど、使用量に制限はありません。
これならギガホからも乗り換えられそうです。
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2年縛りや乗り換え費用など
違約金
ところで、ギガライトやギガホなどの違約金は取られるのでしょうか?
違約金の最新情報についてみていきましょう。
まず違約金は、定期契約(2年縛り)の途中で解約や乗り換えるをする際、契約時の約束と異なる、ということで課される手数料です。そのため定期契約(2年縛り)がない料金プランでは違約金は存在しません。ところがかつてはどの携帯電話でも2年や3年の定期契約が一般的だったため、それが問題になったわけですね。
そこで法律で2019年10月からの契約は違約金の1,100円が上限と決められました。そのため、どの会社のプランでも2019年10月1日以降の契約は違約金1,100円を払えば更新月以外でも乗り換えることができます。
それでは2019年10月1日以前に契約した方は、10,450円の違約金を払わなければならないのでしょうか?
残念ながらドコモでは払わなければなりません。違約金10,450円のプランに加入して2年未満の方は、プラン変更しても2年を経過するまでに解約、他社へ乗り換えする場合は10,450円を払う必要があります。
ドコモのギガライトには2019年10月以前に加入した場合の違約金が10,450円のギガライト1と、2019年10月以降に契約した場合の違約金が1,100円のギガライト2があります。ギガライト1などの方は違約金のない現行プランにプラン変更しても違約金の支払い義務はそのまま続きます。ギガホも同様です。ギガライト2の方は違約金1,100円で他社に乗り換えることが可能です。
その他の費用
以前は違約金以外にも、MNP転出料(番号をそのまま乗り換える)や契約事務手数料がかかっていました。
現在ではドコモ・au・ソフトバンク、ワイモバイルはMNP転出料3,300円を無料とし、契約事務手数料もオンラインでの申し込みなら0円と改正されました。
そのため、今では各種費用が無料で乗り換えることも可能になっています。
詳細は⇒違約金と2年縛りの最新情報と違約金を無料にする裏技を紹介!
(PR)ワイモバイルの詳しい紹介
まず、結論からですが、大手携帯電話会社からの乗り換えにはワイモバイルがおすすめです。ワイモバイルとは、ソフトバンクがサブブランドとして運営している格安スマホサービスのことで、ソフトバンクの低価格モデルと考えていただければ分かりやすいと思います。ソフトバンクもahamoと同じようにLINEMOというサービスを運営開始したのですが、LINEMOもキャリアメールがない、基本料金が高い、店頭サポートがない、端末の販売がないといったデメリットを抱えています。
しかしワイモバイルでは全国に1,000を超える店舗と、ソフトバンクの店舗や家電量販店のブースなど合計4,000以上の相談窓口があります。そこでは契約や故障時の対応などをソフトバンク並にして貰うことが可能です。もちろんサポート料は無料です。
またエリアはソフトバンクと全く同じで、ソフトバンクが使えるところなら日本全国どこでも繋がります。
ワイモバイルにはキャリアメールもありますし、キャリア決済もあります。カード払いができない方には口座振替ももちろん可能です。
スマートフォンのセット販売も行っており、10種類以上の安い機種から高い機種までいずれかを選ぶことができます。もちろん分割払も可能です。
また各種手数料ですが、契約解約が自由で、定期契約(2年縛り・3年縛りなど)がなく解約したときの解約手数料(違約金)もかかりません。ワイモバイルから他の会社に乗り換えたいときに電話番号を移行できる手数料(MNP手数料)も無料です。また契約手数料はオンラインだと0円ですが、ショップで行うと3,300円です。
また料金プランが安く、月々2,178円から、家族で乗り換えると家族割を適用できて2人目から10人目まで月々990円からと破格の月額料金で契約することができます。料金はずっと同じで2年後も3年後もずっと上がりません。
月額 | 1回線目 |
---|---|
シンプルS(3GB) | 2,178円 |
シンプルM(15GB) | 3,278円 |
シンプルL(25GB) | 4,158円 |
ワイモバイルは料金プランの安さとサポートの充実さ、そして速度の速さと家族割が目玉のサービスとなっています。
家族別々に契約してそれぞれが好きな容量を選べること、電話をよく使う方にはかけ放題がつけられること、そしてキャリアの機能は全部込みこみで、サポートは何回でも無料です。そのためスマホに詳しい方もそうでない方にも安心できる携帯電話会社です。
目指せ年間3万円の節約
ギガライト2の1GBを一人で乗り換えるなら月々1,100円オフ、1年間では13,200円安くなります。
これはドコモの1GBプランを契約している場合です。もっと大きなプラン3GBや5GB、7GBであればさらなる節約が可能です。
たとえばギガライト2の5GBを契約していると月々5,478円、ワイモバイルの5GBならデータ増量オプションで2,728円になります。1ヶ月では2,750円安くなり、1年間での差はなんと33,000円と3万円以上の節約が可能です。以下の表をご覧ください。
ドコモ⇒Yモバ | ドコモ | Y!mobile | 月々の差 | 年間の差 |
---|---|---|---|---|
1GB⇒3GB | 3,278円 | 2,178円 | 1,100円安い | 1.3万安い |
3GB⇒3GB | 4,378円 | 2,178円 | 2,200円安い | 2.6万安い |
5GB⇒5GB | 5,478円 | 2,728円 | 2,750円安い | 3.3万安い |
7GB⇒15GB | 6,578円 | 3,278円 | 3,300円安い | 4.0万安い |
30GB⇒30GB | 7,678円 | 4,708円 | 2,970円安い | 3.6万安い |
携帯電話の契約を乗り換えるのはやや手間がかかり、面倒なところもあります。ですが、1度変更してしまえばその後は何の手続きも要りません。それで3万円以上も節約できるとなると、他の項目(食費や光熱費など)では決して簡単にできない節約ではないでしょうか?
ぜひこの機会に、高額すぎる通信料金を減らしていきましょう!