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ガラケーからahamoへの乗り換えがおすすめできない理由とデメリット

このページでは、ドコモやau、ソフトバンクなどのガラケーを契約している方が、ドコモの新料金プラン「ahamo」へスマホに乗り換えをするのがおすすめできない理由、注意点、本来ahamoがおすすめなケース、ガラケーからの乗り換えに最適な条件などについて解説しています。

特に断りがない場合、税込み表示になっています。

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ahamoの料金プランと仕様

ahamo

出典:ahamo

それではまず、ドコモの新料金プラン「ahamo」の料金プランと詳細な仕様についてご覧ください。

料金面プラン20GB:2,970円
国内通話料金30秒20円
無料通話あり
5分かけ放題基本料金に込み
完全かけ放題料金+1,100円
高速データチャージ1GB:550円
残量データの繰り越しできない
通信制限モード1MBps
サポート申し込みオンライン限定
サポートオンライン限定
故障時対応オンラインのみ
有償サポート1回3,300円
機能面留守電機能なし
キャリアメールなし
キャリア決済可能
5G対応無料
海外利用82カ国で追加料金なしで可能
テザリング無料
割引家族割なし
光割なし
契約面電話番号引き継ぎ(MNP)
支払い方法カードのみ
利用年数引き継ぎ
端末販売3種
手数料など2年縛り(最低契約期間)なし
違約金(契約解除手数料)なし
契約事務手数料無料
MNP転出手数料無料
その他国際ローミングでは日本人が渡航する国の95%をカバー
最終更新2021.6

ahamoのデメリット

①何も使わなくても2,970円

料金プランは図のように月額税込み2,970円となっています。この料金にはデータ使用料(パケット通信費)と5分間の無料通話が含まれています。

確かにかつてのドコモの料金と比較すると2,970円は安いです。

しかし本当に安いでしょうか?データをほとんど使わなくても、5分以内の通話をあまりしない月でも最低2,970円はかかってしまいます。

ガラケーから乗り換えた場合、パケットの消費量はそれほど多くはありません。大手のガラケーのパケット定額サービスは2.5GBまで4,950円程度です。それに比べahamoのパケット料は20GBと8倍もあります。使わないパケット代を2,970円も払うのはなんだかもったいないですよね。

スマートフォンの利用者の80%は8GB以内で収まることが分かっています。そのためahamoのプランはパケットが無駄になりすぎて全部使い切る方は、少数派ともいえます。データをたくさん使う方には安いですが、それ以外の方にはもったいないです。

②通話料金が高い

ドコモのahamoでは3社(ドコモ・au・ソフトバンク)の中で唯一無料通話がついています。この無料通話は1回5分以内の電話が回数無制限で無料になります。

しかし5分を超えてしまうと、30秒20円という高額な電話料金がかかってしまいます。これはドコモに限らず各社ケータイ会社はそうなのですが、30秒20円だと例えば10分電話した場合、超過分が5分なので20円×10は200円で、かなり痛い通話料となってしまいます。

そんな方には完全なかけ放題サービスがあります。これは月々追加で1,100円かかります。1,100円で通話し放題になるとたくさん電話をかける方にとっては嬉しい料金ですね。しかし基本料金が2,970円かかる上に1,100円を追加すると4,070円かかってしまいます。月々4千円だと1年で4万8000円となり、それなりの金額です。だとするともっとパケットが少なくて基本料金が安いプランのほうがよいですよね。

③ショップでのサポートがない

なじんでいたガラケーのから初めてスマートフォンに乗り換える方は、操作方法で戸惑う方も多いです。特に高齢者の場合、電源を入れるのにも一苦労してしまいます。そんな中、ドコモやau、ソフトバンクでは町に点在するショップに行って質問などをすることができました。

しかしahamoはドコモのプランですが、オンライン(ネット)専用プランなので、ドコモショップへ行ってもサポートは受けられません。有料のサポートはありますが、1回3,300円という一月分の月額料金より高い金額がかかってしまいます。そうなると自分で解決するしかありません。そのためガラケーからスマートフォンに乗り換えの方にとってはハードルが高くなってしまいます。

またスマートフォンの故障時にもショップでの対応はなく、郵送キット(宅急便)のやりとりで端末の交換や修理をしてもらうことになります。もちろん代替機の貸し出しもなく、その間はスマートフォンが使えなくて困ってしまいます。

④キャリアメールがない

ahamoなど新料金プランでは、キャリアメールがないことをご存じでしょうか。ガラケーを使っている方ではなじみの深いサービスかと思います。今でもふつうのドコモの料金プランにはキャリアメールがついているのですが、新料金プランに関してはサービス提供なしとなっています。そうするとPCメールなどを活用しないといけないので、パソコンを持っていないと使いこなすことが難しいですね。

⑥色々な機能が削られている

削られているのはキャリアメールだけではありません。留守番電話機能も現時点では使えません。キャリア決済は使えますがややサービスが縮小しています。また家族割引サービスや光セット割引もありません。

またクレジットカード払いのみなので口座振替には非対応です。そのうえスマートフォン端末は3種類の中から選ぶしかなく、どれもそれなりの値段がして分割払も重くなります。

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本来ahamoがおすすめなケース

ahamo

出典:ahamo

それではahamoはどんな方に向いているサービスなのでしょうか?

まず、パケットが20GBもついていることから、たくさんデータの消費をする動画視聴やゲームをする若い方に向いています。またクレジットカード必須のことから20代以上の方ですね。

また小さい頃からネットと共に育った若者世代はネットの能力が高いのでショップでのサポートは不要、自分でどんどん申し込んで乗り換えられるという方が適切だということが分かります。

そしてガラケーの方のように長電話をせず、ほとんど電話をしない、しても5分以内が大半、留守電は使ったことがない、という世代に向いていると思います。

若い方はキャリアメールを使わず、PCメール(ヤフーメールやGmailなど)を使うことがメインなので、キャリアメールサービスがなくても困らないのですね。

ガラケーからスマホに乗り換えの最適な条件とは

ガラケーからスマホ

それでは、どんな携帯電話会社のプランが、ガラケーからスマホへ乗り換える方には最適なのでしょうか?

①サポートが充実している

まずショップなどでのサポートがある、端末の故障時などに相談にのってくれる、店舗が全国にあることが条件です。

②電話が安い

次に電話をよく使うという方が多いので、安く完全なかけ放題ができるサービスが適切です。ガラケーの方にとってパケット通信は最大でも3GBでよいのですから、パケット通信費が安いプランのほうがよいですね。

③キャリアの機能がある

キャリア決済やキャリアメール、留守番電話機能などガラケーで必須だったサービスが引き続き使えることも重要な条件です。

④端末のセット販売がある

ガラケーを使っていた方は、スマートフォンの機種には詳しくない方がいらっしゃると思います。スマートフォンは携帯電話会社ごとに周波数帯(電波の種類のようなもの)が異なるので、相性を考えながら購入しないといけません。ですが、初心者にとってなかなか難しいことです。そのため回線契約とセットでスマホも購入できるほうがよいでしょう。

低価格から高性能で高い端末まで取りそろえていて、自分の予算に合わせてスマートフォンを選べることが大切です。

⑤契約・解約が自由か

最後に契約や解約が自由にできるかどうかという点にも注目したいと思います。まず定期契約(2年縛りや3年縛り)がないこと、解約したい月に自由に解約できて、解約手数料(違約金)がないこと。

他社に乗り換える時、電話番号をそのままで乗り換える時の手数料(MNP手数料)を取られないこと。契約時に契約事務手数料が取られないこと等が重要です。

キャリアの機能が全部入ったワイモバイル

a ネットワーク エリア まず、結論からですが、ガラケーからの乗り換えにはワイモバイルがおすすめです。


ワイモバイルとは、ソフトバンクがサブブランドとして運営している格安スマホサービスのことで、ソフトバンクの低価格モデルと考えていただければ分かりやすいと思います。
ソフトバンクもahamoと同じようにLINEMOというサービスを運営開始したのですが、LINEMOもキャリアメールがない、基本料金が高い、店頭サポートがない、端末の販売がないといったデメリットを抱えています。

しかしワイモバイルでは全国に1,000を超える店舗と、ソフトバンクの店舗や家電量販店のブースなど合計4,000以上の相談窓口があります。
そこでは契約や故障時の対応などをソフトバンク並にして貰うことが可能です。
もちろんサポート料は無料です。

またエリアはソフトバンクと全く同じで、ソフトバンクが使えるところなら日本全国どこでも繋がります。

ワイモバイルにはキャリアメールもありますし、キャリア決済もあります
カード払いができない方には口座振替ももちろん可能です。

スマートフォンのセット販売も行っており、10種類以上の安い機種から高い機種までいずれかを選ぶことができます。
もちろん分割払も可能です。
高齢者向けの操作がガラケー風のかんたんスマホもあります。
(端末割引はオンラインのみで店舗では定価販売となっています)

また各種手数料ですが、契約解約が自由で、定期契約(2年縛り・3年縛りなど)がなく解約したときの解約手数料(違約金)もかかりません
ワイモバイルから他の会社に乗り換えたいときに電話番号を移行できる手数料(MNP手数料)も無料です。
また契約手数料はオンラインだと0円ですが、ショップで行うと3,300円です。

[cc id=3348] 1年目、2年、3年、4年後とずっと同じ料金です。
家族割引
家族割引2回線目~10回線目毎月1,188円引き
2回線目~10回線目の家族割引
シンプルS(3GB)月々1,188円引き990円
シンプルM(15GB)月々1,188円引き2,090円
シンプルL(25GB)月々1,188円引き2,970円
また料金プランが安く、月々2,178円から、家族で乗り換えると家族割を適用できて2人目から10人目まで月々990円からと破格の月額料金で契約することができます。
月々2,178円のプランではパケット通信は3GBまでとなっていてガラケーの方にとってちょうどよい量です。
またプランは3GB、15GB、25GBの3種類があるため、家族にたくさんデータを使う方がいても大丈夫です。

定額通話オプション(税込み)
だれとでも定額10分間・回数無制限770円
スーパーだれとでも定額時間と回数無制限1,870円
電話代は別になっていて、30秒20円ですが、月々770円プラスで1回10分以内の電話が回数無制限に、月々1,870円プラスで回数・時間無制限の完全かけ放題にすることもできます。
完全なかけ放題でもプレフィックス式ではなく、携帯電話網を通っているためソフトバンクと全く同じ品質の通話が可能です(IP電話のようになりません)

ワイモバイルの家族割 ワイモバイルは料金プランの安さとサポートの充実さ、そして速度の速さと家族割が目玉のサービスとなっています。

サポートは何回でも無料なのでガラケーから乗り換える方も安心です。

家族別々に契約してそれぞれが好きな容量を選べること、電話をよく使う方にはかけ放題がつけられること、そしてキャリアの機能は全部込みこみで、ガラケーからの乗り換えにもスマートフォンをばりばり使う方にもそれぞれが最適で安いプランが選べるようになっています。

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