このページでは、ドコモやau、ソフトバンクなどのガラケーを契約している方が、auの新料金プラン「povo」へスマホに乗り換えをするのがおすすめできない理由、注意点、本来ahamoがおすすめなケース、ガラケーからの乗り換えに最適な条件などについて解説しています。

特に断りがない場合、税込み表示になっています。

povoの料金プランと仕様

povo

出典:povo

それではまず、auの新料金プラン「povo」の料金プランと詳細な仕様についてご覧ください。

料金面 料金プラン 20GB:2,782円
国内通話料金 30秒20円
無料通話 なし
5分かけ放題 +550円
完全かけ放題料金 +1,650円
高速データチャージ 1GB:550円
残量データの繰り越し できない
通信制限モード 1MBps
サポート 申し込み オンライン限定
サポート オンライン限定
故障時対応 オンラインのみ
有償サポート なし
機能面 留守電機能 なし
キャリアメール なし
キャリア決済 あり
5G対応 無料
海外利用 予定
テザリング 無料
割引 家族割 なし
光割 なし
契約面 電話番号引き継ぎ(MNP)
支払い方法 カードのみ
利用年数 引き継ぎなし
端末販売 なし
手数料など 2年縛り(最低契約期間) なし
違約金(契約解除手数料) なし
契約事務手数料 無料
MNP転出手数料 無料
その他 データ使い放題24時間:220円

最終更新2021.6

povoのデメリット

①何も使わなくても2,728円

料金プランは図のように月額税込み2,728円となっています。この料金はデータ使用料(パケット通信費)のみの価格で無料通話は含まれていません。

確かにかつてのauの料金と比較すると2,728円は安いです。

しかし本当に安いでしょうか?データをほとんど使わなくても、通話を一切しない月でも最低2,728円はかかってしまいます。

ガラケーから乗り換えた場合、パケットの消費量はそれほど多くはありません。大手のガラケーのパケット定額サービスは2.5GBまで4,950円程度です。それに比べpovoのパケット料は20GBと8倍もあります。使わないパケット代を2,728円も払うのはなんだかもったいないですよね。

スマートフォンの利用者の80%は8GB以内で収まることが分かっています。そのためpovoのプランはパケットが無駄になりすぎて全部使い切る方は、少数派ともいえます。データをたくさん使う方には安いですが、それ以外の方にはもったいないです。

②通話料金が高い

auのpovoでは無料通話がついていません。いつでも30秒20円の通話料金がかかります。これはauに限らず各社ケータイ会社はそうなのですが、30秒20円だと例えば10分電話した場合、20円×20は400円で、かなり痛い通話料となってしまいます。

そんな方には完全なかけ放題サービスがあります。5分以内のかけ放題が回数無制限の「5分以内通話がかけ放題」が月々プラス550円、回数時間無制限のかけ放題がプラス1,650円。たくさん電話をかける方にとっては嬉しい料金ですね。しかし基本料金が2,728円かかる上に1,650円を追加すると4,378円かかってしまいます。

月々4,400円だと1年で5万2000円となり、それなりの金額です。だとするともっとパケットが少なくて基本料金が安いプランのほうがよいですよね。※ドコモのahamoだと5分間の通話が何回でもかけ放題の無料通話がついています。また完全かけ放題も月1,100円追加で使えます。

③ショップでのサポートがない

なじんでいたガラケーのから初めてスマートフォンに乗り換える方は、操作方法で戸惑う方も多いです。特に高齢者の場合、電源を入れるのにも一苦労してしまいます。そんな中、ドコモやau、ソフトバンクでは町に点在するショップに行って相談することができました。

しかしpovoはauのプランですが、オンライン(ネット)専用プランなので、auショップへ行ってもサポートは受けられません。そこでドコモでは1回のサポートを3,300円で行っています。povoも有償サポートを検討中だということです。今のところ自分で解決するしかありません。そのためガラケーからスマートフォンに乗り換えの方にとってはハードルが高くなってしまいます。

またスマートフォンの故障時にもショップでの対応はなく、郵送キット(宅急便)のやりとりで端末の交換や修理をしてもらうことになります。もちろん代替機の貸し出しもなく、その間はスマートフォンが使えなくて困ってしまいます。

④キャリアメールがない

povoなど新料金プランでは、キャリアメールがないことをご存じでしょうか。ガラケーを使っている方ではなじみの深いサービスかと思います。今でもふつうのauの料金プランにはキャリアメールがついているのですが、新料金プランに関してはサービス提供なしとなっています。そうするとPCメールなどを活用しないといけないので、パソコンを持っていないと使いこなすことが難しいですね。

⑥色々な機能が削られている

削られているのはキャリアメールだけではありません。留守番電話機能も現時点では使えません。キャリア決済は使えますがややサービスが縮小しています。また家族割引サービスや光セット割引もありません。

またクレジットカード払いのみなので口座振替には非対応です。そのうえスマートフォン端末の同時販売はないため、自力でスマートフォンを調達する必要があります。auは電波の種類(対応周波数帯)がドコモやソフトバンクと異なるため、相性を自分で確かめて購入していく必要があるのですね。

本来povoがおすすめなケース

povo

出典:povo

それではpovoはどんな方に向いているサービスなのでしょうか?

まず、パケットが20GBもついていることから、たくさんデータの消費をする動画視聴やゲームをする若い方に向いています。またクレジットカード必須のことから20代以上の方ですね。

また小さい頃からネットと共に育った若者世代はネットの能力が高いのでショップでのサポートは不要、Amazonショッピングのような感覚で自分でどんどん申し込んで乗り換えていってしまいます。

そしてガラケーの方のように長電話をせず、ほとんど電話をしない、しても5分以内が大半、留守電は使ったことがない、という世代に向いていると思います。

若い方はキャリアメールを使わず、PCメール(ヤフーメールやGmailなど)を使うことがメインなので、キャリアメールサービスがなくても困らないのですね。

ガラケーからスマホに乗り換えの最適な条件とは

ガラケーからスマホ

それでは、どんな携帯電話会社のプランが、ガラケーからスマホへ乗り換える方には最適なのでしょうか?

①サポートが充実している

まずショップなどでのサポートがある、端末の故障時などに相談にのってくれる、店舗が全国にあることが条件です。

②電話が安い

次に電話をよく使うという方が多いので、完全なかけ放題が安くできるサービスが適切です。ガラケーの方にとってパケット通信は最大でも3GBでよいのですから、パケット通信費は安いプランのほうがよいですね。

③キャリアの機能がある

キャリア決済やキャリアメール、留守番電話機能などガラケーで必須だったサービスが引き続き使えることも重要な条件です。

④端末のセット販売がある

ガラケーを使っていた方は、スマートフォンの機種には詳しくない方がいらっしゃると思います。スマートフォンは携帯電話会社ごとに周波数帯(電波の種類のようなもの)が異なるので、相性を考えながら購入しないといけません。ですが、初心者にとってなかなか難しいことです。そのため回線契約とセットでスマホも購入できるほうがよいでしょう。

低価格から高性能で高い端末まで取りそろえていて、自分の予算に合わせてスマートフォンを選べることが大切です。

⑤契約・解約が自由か

最後に契約や解約が自由にできるかどうかという点にも注目したいと思います。まず定期契約(2年縛りや3年縛り)がないこと、解約したい月に自由に解約できて、解約手数料(違約金)がないこと。

他社に乗り換える時、電話番号をそのままで乗り換える時の手数料(MNP手数料)を取られないこと。契約時に契約事務手数料が取られないこと等が重要です。

キャリアの機能が全部入ったワイモバイル

ネットワーク エリア
まず、結論からですが、ガラケーからの乗り換えにはワイモバイルがおすすめです。

ワイモバイルとは、ソフトバンクがサブブランドとして運営している格安スマホサービスのことで、ソフトバンクの低価格モデルと考えていただければ分かりやすいと思います。ソフトバンクもahamoと同じようにLINEMOというサービスを運営開始したのですが、LINEMOもキャリアメールがない、基本料金が高い、店頭サポートがない、端末の販売がないといったデメリットを抱えています。

しかしワイモバイルでは全国に1,000を超える店舗と、ソフトバンクの店舗や家電量販店のブースなど合計4,000以上の相談窓口があります。そこでは契約や故障時の対応などをソフトバンク並にして貰うことが可能です。もちろんサポート料は無料です。

またエリアはソフトバンクと全く同じで、ソフトバンクが使えるところなら日本全国どこでも繋がります。

ワイモバイルにはキャリアメールもありますし、キャリア決済もあります。カード払いができない方には口座振替ももちろん可能です。

スマートフォンのセット販売も行っており、10種類以上の安い機種から高い機種までいずれかを選ぶことができます。もちろん分割払も可能です。高齢者向けの操作がガラケー風のかんたんスマホもあります。(端末割引はオンラインのみで店舗では定価販売となっています)

また各種手数料ですが、契約解約が自由で、定期契約(2年縛り・3年縛りなど)がなく解約したときの解約手数料(違約金)もかかりません。ワイモバイルから他の会社に乗り換えたいときに電話番号を移行できる手数料(MNP手数料)も無料です。また契約手数料はオンラインだと0円ですが、ショップで行うと3,300円です。

ワイモバイルの料金プラン
月額 1回線目
シンプルS(3GB) 2,178円
シンプルM(15GB) 3,278円
シンプルL(25GB) 4,158円

1年目、2年、3年、4年後とずっと同じ料金です。

家族割引
家族割引 2回線目~10回線目 毎月1,188円引き
2回線目~10回線目の家族割引
シンプルS(3GB) 月々1,188円引き 990円
シンプルM(15GB) 月々1,188円引き 2,090円
シンプルL(25GB) 月々1,188円引き 2,970円

また料金プランが安く、月々2,178円から、家族で乗り換えると家族割を適用できて2人目から10人目まで月々990円からと破格の月額料金で契約することができます。月々2,178円のプランではパケット通信は3GBまでとなっていてガラケーの方にとってちょうどよい量です。またプランは3GB、15GB、25GBの3種類があるため、家族にたくさんデータを使う方がいても大丈夫です。

定額通話オプション(税込み)
だれとでも定額 10分間・回数無制限 770円
スーパーだれとでも定額 時間と回数無制限 1,870円

電話代は別になっていて、30秒20円ですが、月々770円プラスで1回10分以内の電話が回数無制限に、月々1,870円プラスで回数・時間無制限の完全かけ放題にすることもできます。完全なかけ放題でもプレフィックス式ではなく、携帯電話網を通っているためソフトバンクと全く同じ品質の通話が可能です。(IP電話のようになりません)

ワイモバイルの家族割

ワイモバイルは料金プランの安さとサポートの充実さ、そして速度の速さと家族割が目玉のサービスとなっています。

サポートは何回でも無料なのでガラケーから乗り換える方も安心です。

家族別々に契約してそれぞれが好きな容量を選べること、電話をよく使う方にはかけ放題がつけられること、そしてキャリアの機能は全部込みこみで、ガラケーからの乗り換えにもスマートフォンをばりばり使う方にもそれぞれが最適で安いプランが選べるようになっています。