IIJmioのエリアは?ギガプランは電波が弱いか?

IIJmioのギガプランの通信エリアや電波が弱くないのかを解説しています。

IIJmioの通信エリアは?

IIJmioはドコモとauの回線を間借りすることで格安SIMサービスを提供しています。そのためIIJmioの通信エリアはタイプD(ドコモ回線)とタイプA(au回線)でそれぞれ、ドコモとauのエリア(届く範囲)と全く同じです。また電波の強さもドコモ・auと全く同じです。

逆にドコモやauの電波が入らない地域では、IIJmioも全く繋がりません。

日本地図

ドコモとauの回線は大きく分けて3つあります。それは5Gサービス、4G(LTE)サービス、3G回線(停波予定)です。
それぞれ以下のような特徴があります。

回線 速度概要 特徴
5G 500Mbps~4.2Gbps 2021年現在繋がる地域はごく狭いが非常に速い
4G(LTE) 37.5Mbps~150Mbps 2021年現在主力の電波、3Gよりかなり速く人口カバー率は99.9%
3G 3~7.2Mbps LTE以前の電波でガラケーで主流だった

5G回線は2021年から提供開始となった現時点の最新規格です。今までLTEが速いといわれてきましたが、5Gサービスはそれと比べものにならないくらい速いです。そんな5Gですが、まだまだ普及率は少なく都心などごく一部でしか使えません。

4G回線はLTEとも呼び、現在主流のサービスです。5Gが始まった現在でも、まだまだ当面は4G(LTE)がメインの利用となっています。4Gエリアは人口がいるエリアの99%で使うことができます。(人口カバー率は99.9%)

3G回線は4G(LTE)の前の規格で、4Gより速度はかなり遅くなります。ただ普及率は非常に高く、4Gの電波が入らない所でも3G回線なら使えるという場合があります。

ドコモのエリアをみてみましょう。
ドコモのエリア
5GのエリアとLTE(4G)のエリア
出典:ドコモ

赤色の所は5Gもつながるエリアで、オレンジのところは4G回線と3G回線のみがつながります。※3G回線は停波予定なので画像は載せていません。

auのエリアをみてみましょう。
auのエリアマップ

凡例
auのエリア
出典:au

緑・赤・紫が現時点で5Gがつながるエリアです。黄色は4G回線のみがつながります。

スマホによっては受信できないことも

エリアに入っているだけでは、残念ながらつながらない場合があります。

それはスマートフォン本体がその電波に対応している必要があるからです。例えば5Gサービスの場合、5G対応端末が必要になります。また端末がそのキャリアに対応している必要があります。たとえば、ドコモの5Gサービスを使ってみたい場合は、ドコモの電波に対応していてかつ、5G対応端末である必要があります。

  • エリアに入っている
  • キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)
  • 回線の種類(5G・4G・3G)

この3つを満たすことで、やっと使いたい通信を利用することができるようになるのですね。

これだけ調べないといきけないのはとても面倒だ、と感じたかもしれません。でも大丈夫、IIJmioで端末を購入する場合は、5G対応スマホかどうか、そしてドコモとauに対応しているかが記載されているので、それを確認するだけで使えます。

そのため以下の記事は、自分が持っている端末や、中古端末、SIMフリースマホなど、IIJmio以外でスマホを準備したい方のための記事です。(IIJmioで購入する場合は読み飛ばしてOKです)

対応周波数(バンド)

ドコモやau、ソフトバンクでは、それぞれ別の電波を使って通信サービスを提供しています。それが対応周波数(バンド)です。バンドが合わないとスマホで通信することができません。

この対応周波数の問題はAndroid端末のみに起こるものです。iPhoneでは日本の全ての周波数に対応しているので、問題は起こりません。

それではAndroid端末の方はドコモとauの対応周波数を見ていきましょう。

ドコモの対応バンド

ドコモのバンドは以下のようになっています。

ドコモの対応バンド
5G回線
n77 × ドコモでは使わないバンド
n78 必須 sub6のバンド(飛びやすいがミリ波より遅い)
n79 必須 sub6のバンド(飛びやすいがミリ波より遅い)
n257 必須 ミリ波(飛びにくいがsub6より速い)
4G回線(LTE)
Band 1 (2.1GHz) 必須 エリアが広くメインの電波
Band 3 (1.7GHz) 東名阪エリアのみ
Band 19 (800MHz) 必須 プラチナバンド(郊外・建物内にも届きやすい)
Band 21 (1.5GHz) 速度が速いが地域限定
Band 28 (700MHz) 届きやすいプラチナバンドだが必須ではない
Band 42 (3.5GHz) 高速通信ができる電波でPremium 4G(CA対応)

※赤は必須バンド(必須バンドに対応していれば問題無く使える)
n77~n79はsub6
n257はミリ波で現時点では非対応でも困らない

ドコモのエリア内にいても(電波が届いている)、バンドが対応していないスマートフォンは通信や通話ができません。

そのため中古端末やauやソフトバンクの端末、海外製端末を使いたい場合は、これらに対応しているかチェックする必要があります。(ドコモの端末は当然ながら対応していますので、わざわざチェックする必要はありません)

auの対応バンド

auのバンドは以下のようになっています。

auの対応バンド
5G回線
n77 必須 sub6のバンド(飛びやすいがミリ波より遅い)
n78 必須 sub6のバンド(飛びやすいがミリ波より遅い)
n79 × auでは使わないバンド
n257 必須 ミリ波(飛びにくいがsub6より速い)
4G回線(LTE)
Band 1 (2.1GHz) 必須 メインのバンドでエリアが広い
Band 3 (1.7GHz) 2019年に追加されたバンドで必須ではない
Band 11 (1.5GHz) 対応エリアは狭く重要ではない
Band 18/26 (800MHz) 必須 重要なバンドであるプラチナバンド(山間部やビルの中などでもつながりやすい)※26は18を内包しているため26に対応していれば18に対応していなくても問題無い
Band 28 (700MHz) プラチナバンドで一部地域で使われている
Band 42 (3.5GHz) 高速通信ができるバンドでCA対応

※赤は必須バンド(必須バンドに対応していれば問題無く使える)
n77~n79はsub6
n257はミリ波で現時点では非対応でも困らない

auのエリア内にいても(電波が届いている)、バンドが対応していないスマートフォンは通信や通話ができません。

そのため中古端末やドコモやソフトバンクの端末、海外製端末を使いたい場合は、これらに対応しているかチェックする必要があります。

またauでは、au特有の問題でau回線でも古い端末は使えない場合があります。そのため動作確認済み端末リストに使いたい端末が載っているか調べておく必要があります。

ソフトバンクの対応バンド

ソフトバンクのバンドは以下のようになっています。

ソフトバンクの対応バンド
5G回線
n77 必須 sub6のバンド(飛びやすいがミリ波より遅い)
n78 ソフトバンクでは使わない
n79 ソフトバンクでは使わない
n257 必須 ミリ波(飛びにくいがsub6より速い)
4G回線(LTE)
Band 1 (2.1GHz) 必須 エリアが広くメインの電波
Band 3 (1.7GHz) エリアが広く高速、Y!mobileの主力電波でもある
Band 8 (900MHz) 必須 プラチナバンド(郊外・建物内にも届きやすい)
Band 11 (1.5GHz) 実験的な運用のみ
Band 28 (700MHz) auと同じくプラチナバンドだが必須ではない
Band 42 (3.5GHz) 高速通信ができる電波(CA対応)

※赤は必須バンド(必須バンドに対応していれば問題無く使える)
n77~n79はsub6
n257はミリ波で現時点では非対応でも困らない

ソフトバンクのエリア内にいても(電波が届いている)、バンドが対応していないスマートフォンは通信や通話ができません。

IIJmioのギガプランにはソフトバンク回線はないので、ソフトバンク端末を使う場合、バンド(と通信方式)が対応していないものは通信や通話ができません。また動作確認済み端末リストに使いたい端末が載っているか調べておく必要があります。

キャリア別の使えるスマホ

以下はざっくりとした目安です。

ドコモの端末はドコモ回線(タイプD)でそのまま使うことができます。ただ古い端末だとテザリングができないものがあります。そしてソフトバンクの一部の端末がタイプDで使うことができます。ただSIMロックの解除は必要になります。

auの端末はau回線(タイプA)でそのまま使うことが可能です。ただ古いと通話ができないもの、テザリングができないものが出てきますので無条件に使えるとはいうことができません。またau端末をタイプAで使う場合、VoLTEの観点からSIMロックの解除が必要です。

ソフトバンクの端末は一部タイプDで使うことができます。SIMロックの解除は必要になります。またテザリングができない場合があります。またau回線(タイプA)で使うことは難しいです。

スマホの買い換えで対処できる

タイプD、タイプAで使いたいが端末が対応していなかったという場合は、スマホの買い換えで簡単に使うことができるようになります。

一番確実なのが、IIJmioの公式サイトで販売されているスマートフォンです。5Gに対応しているか、ドコモとauに対応しているかが一機ずつ記載されていますので、それを確認するだけですみます。

もう一つがSIMフリースマホを家電量販店やネットで買うことです。この場合、タイプDで使いたい場合、どのスマホを買ってもほぼ9割方使えるのですが、問題はタイプAです。au回線で通話と通信を正常に行うためには、対応周波数(バンド)に加えてau VoLTEという規格に対応しているかの確認が必須です。

SIMフリースマートフォンでは、それらが明記されていますので確認してから購入するようにしてください。特にau VoLTEに対応しているかどうかは音声通話ができるかできないかにかかってくるので、充分注意してください。

格安SIMは電波が弱い?

電波の強さやエリアは、ドコモとauと同じといわれても、しかし格安SIMは電波が弱い、つながりにくいという声を耳にします。それはなぜなのでしょうか?

それは時間帯により(お昼時間や夕方、夜の時間など)速度が低下して繋がりにくくなることが原因です。

確かにIIJmioなどの格安SIMは、ドコモやauと同じ回線を使っていてエリアや電波の強さが同じなのですが、一度に接続できる通信量に上限があります。(ドコモやauに借りている分だけとなるため)

そのため、多くの人が使う時間では混雑して、車の渋滞のような現象が起きてしまいます。例えば回線が20線あったとして20人が使えば一人1回線で足りるのですが、100人が押しかけてくると5人で1回線を使わないといけなくなります。

それでIIJmioを含む格安SIMでは、電波が弱いといわれてしまうのですね。

IIJmio
IIJmio(ギガプラン)の評判やメリット・デメリットまとめ
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