このページにはアフィリエイト広告が含まれています。

楽天モバイルとワイモバイルを徹底比較!タイプ別おすすめも解説

このページでは、楽天モバイルとワイモバイルの詳細を徹底比較します。
※このページでは、料金プランや解約金などを両方とも新料金プラン(楽天モバイルのUN-LIMIT-VI(6)とワイモバイルのシンプルプラン)で計算しています。

目次

スポンサーリンク

楽天モバイルとワイモバイルの比較

メリット・デメリット

重大ポイントを比較
楽天モバイル Y!mobile
楽天エリア内なら
楽天エリア外であまり使わないなら
楽天エリア外でよく使うなら ×
価格(1人)
価格(2回線以上)
速度
通話
機能
手数料
重大ポイント早見表
ポイント

  • ◆楽天エリア内なら楽天が◎
  • ◆楽天エリア外であまり使わない(1G以下)なら楽天が◎
  • ◆楽天エリア外でよく使うなら楽天は×
  • 1人での乗り換えなら楽天モバイルが安い
  • 2人以上での乗り換えはワイモバイルがお得
  • 速度はワイモバイルが◎
  • 通話は楽天〇、Yモバ◎
  • 機能はどちらも〇
  • 手数料は楽天モバイルが◎

楽天独自のポイント

◆楽天エリア内なら楽天が◎

現在楽天モバイルの人口カバー率は75%程度、都市部でもまだまだ繋がらないところが多いです。もしあなたの生活圏が運良く楽天モバイルのエリア内なら、楽天モバイルが一番お得です。999MBまでは0円、1GB~3GBまでなら1,087円、3GB~20GBまでなら2,178円、それ以上ならいくら使っても3,278円です。

◆楽天エリア外であまり使わない(1G以下)なら楽天が◎

まだまだ楽天モバイル圏外の方も多いでしょう。それでもデータや通話をあまり使わない(ほとんどの月が1GB行かない)なら楽天モバイルがお得です。楽天モバイルでは、エリア外はパートナー回線を使うことができて1GB未満であれば基本料金が無料0円です。つまり0円で多少のデータ通信と電話番号を維持することができます。

◆楽天エリア外でよく使うなら楽天は×

データをよく使う(毎月5GB以上)方で楽天圏外であれば、楽天モバイルは×です。というのはエリア外はパートナー回線を使うことになるのですが、これが5GBが上限でそれ以降は低速モードになってしまうからです。となると2,178円払う(3~20GBの場合の月額)のにもかかわらず高速通信が5GBまでしかできないことになり、とても割高になるからです。

このように楽天モバイルはまだ誕生してまもなく通信エリアという問題があり、住んでいる地域によって事情がことなるので、一概にこれが安い、それが高いということができません。

しかし一般的に考えた場合でワイモバイルと楽天モバイルを比較してみたいと思います。

①1人での乗り換えなら楽天モバイルが安い

good ポイント楽天圏外であれば最大5GB使うと2,178円の月額料を払うことになります。一方ワイモバイルは3GBで2,178円と同じ額でも楽天モバイルのほうが使えるギガ数が多いです。そのため一般的な使い方をするユーザで、1人で乗り換えるなら楽天モバイルがお得ですね。

②2人以上で乗り換えならワイモバイルがお得

good ポイント1人目は高いワイモバイルですが、家族で乗り換えるとかなりお得になります。たとえば、楽天モバイルで圏外の場合、3GBを3回線契約すると2,178円×3回線=6,534円となります。ワイモバイルで3人乗り換えた場合、3GB×3回線で家族割が適用され一人1,188円ずつ割引になります。そのため2,178円+990円+990円=4,158円と楽天モバイルより安くなります。

③速度はYモバイルが◎

good ポイントこれまでは価格で比較してきましたが、速度という点も忘れることはできません。まず楽天モバイルは他の格安SIMと同じように混雑時は速度が落ちます。(お昼の時間など)基地局を自前で調達しているので、速度が落ちないと思いましたが、実際に契約して使ってみたらやはり落ちてしまいました。圏外はau回線ということで速いことを期待していましたが、やはり少ない帯域に多数のユーザが割り当てられているようです。一方ワイモバイルではお昼など混雑時でもほとんど速度が落ちず、サクサク快適にネットを閲覧できます。

④通話は楽天〇、Yモバ◎

good ポイントあまり通話しない人には飛ばして良い項目です。通話は楽天モバイルもかなり力を入れています。楽天ではRakuten Linkというアプリを通して電話をかければ無料で通話できます。一方ワイモバイルでもかけ放題などのオプションが充実しています。問題は音質や遅延がどのくらいかということです。ワイモバイルでは通常の携帯電話網を使うのでかけ放題でも、常に高品質です。楽天モバイルはまだ始まったばかりということもあり、通話品質が未検証となっています。現時点では、仕事で通話が多い、電話が欠かせないという場合はワイモバイルが安全かと考えます。逆に家族通話などカジュアルな電話が多い方は楽天モバイルのほうが安く使えますね。

⑤機能はどちらも〇

good ポイント機能面は楽天がかなり力を入れています。通常の格安SIMでは使うことができないキャリア決済やキャリアメールに2021夏対応予定、留守電にも対応、国際ローミングサービスにも2GBまで対応しています。端末補償もしっかりついています。

ワイモバイルは基本キャリアと同じ機能が使え、キャリアメールはもちろん、キャリア決済やLineの年齢認証、留守電にも対応しています。

⑥手数料は楽天モバイルが◎

good ポイント携帯電話会社では各社手数料が無料になる傾向にありますが、楽天モバイルもその波に乗り、契約時事務手数料が無料、MNP転出料が無料、契約解除料も無料、もちろん最低利用期間もありません

Yモバイルでもこの春MNP転出料や違約金を廃止し、2年縛りも撤廃、SIMロック解除料や事務手数料もオンラインでは無料など乗り換えやすくなっています。

各種機能のまとめ

スマホ料金プラン

楽天UN-LIMIT-VI(6) の料金プラン
月額 アンリミット6
~1GB 0円
~3GB 1,078円
~20GB 2,178円
20GB~ 3,278円
Yモバイルのシンプルプラン
月額 シンプル
3GB 2,178円
15GB 3,278円
25GB 4,158円
スペック比較
楽天モバイル Y!mobile
家族割引 なし 2回線目から1,188円引き
光セット割 なし 1,188円引き
混雑時の速度 遅くなることが多い ほとんど遅くならない
5Gサービス対応 対応予定 対応済み
定額通話 アプリでかけると無料 10分・完全かけ放題
通話アプリ 必要 不要
留守電機能 あり
月額無料
あり
月額無料
キャリアメール 提供予定 あり
月額無料
MNP可否 できる できる
楽天 Y!mobile
カウントフリー なし なし
キャリア決済 あり(楽天モバイルキャリア決済) あり(ワイモバイルまとめて支払い)
Lineの年齢認証
テザリング 無料 無料
端末の販売 あり あり
楽天 Y!mobile
店舗 およそ600店舗 およそ1,000店、取扱店4,000
サポート 店頭・電話・チャット 店頭・電話・チャット、Twitter
故障対応 補償サービスあり 店頭修理・交換
最低利用期間(縛り) なし なし
違約金(契約解除料) 無料 無料
MNP転出料 無料 2021.3から無料
事務手数料 無料 オンライン無料、店頭3,300円
口座振替
未成年の契約 店頭で可能 店頭で可能
その他の特徴 第4のキャリアとして自前でインフラを調達している
楽天モバイル Y!mobile

料金プラン

楽天モバイルとワイモバイルの料金プラン

楽天モバイルではUN-LIMIT-VI(6)プランを発表・受付を開始しています。新料金プランは従来よりギガ数が細かく分かれており、使いたい人にもあまり使わない人にもやさしいプランとなっています。

一方ワイモバイルでも2021年2月に新料金プラン「シンプルプラン」を開始・受付しています。ワイモバイルのプラン「シンプルS/M/L」も従来より月額費が安く違約金手数料が撤廃されています。

料金プラン

料金プラン比較(1人)
月額 楽天 Y!mobile
1GB 0円
3GB 1,078円 2,178円
15GB 2,178円 3,278円
20GB 3,278円 4,158円
25GB 3,278円 4,158円

1年目、2年、3年、4年後とずっと同じ料金です。

楽天モバイル unlimitプラン

ワイモバイルのプラン

電話料金は楽天モバイル、Yモバイル共に基本料金と別になっています。つまり使った分だけの電話代がかかります。

これでは通話代がかさむので通話が多い場合は任意で定額通話オプションに加入できます。また楽天モバイルではアプリを通してかけることで無料でかけ放題にすることができます。

楽天モバイルは1回線目がお得

楽天モバイルでは、月々のデータ使用料が999MB以下であれば、基本料金が0円になります。一人当たり2回線目以降は999MB以下でも1,078円かかります。家族1人1人が自分名義で契約すればそれぞれが999MB以下であれば無料になります。

ワイモバイルは2回線目以降がお得

ワイモバイル家族割引

ワイモバイルでは家族割引サービスがあり、従来より割引額が多くなりました。家族や自分一人で2回線目以降を契約すると、月々1回線ごとに1,188円割り引かれます。これは別名義も可能なので自分で副回線はもちろんのこと、家族で乗り換えるとき真価を発揮します。子供用のSIMにも適しています。

ワイモバイルでは家族割に加え光セット割り引きもあり、ソフトバンク光やAirとセットで契約すると、スマホ料金が毎月1,188円お得になる「おうち割光セット」があります。ただし家族割と光割は併用はできず、どちらか1つのみ適用できます。

料金プラン比較(2回線目以降)
月額 楽天モバイル Y!mobile
1GB 0円
3GB 1,078円 990円
15GB 2,178 2,090円
25GB 3,278 2,970円

1人目の比較では割高だったワイモバイルですが、2回線目以降ではほとんど同じという計算になります。

ワイモバイルの2回線目の料金(家族割引かおうち割を適用した場合)
シンプルS(3GB) 990円
シンプルM(15GB) 2,090円
シンプルL(25GB) 2,970円

※税込み

ワイモバイルの家族割引
家族割引 2回線目~10回線目 毎月1,188円引き

※2、3、4年後もずっと同じ額が割引されます。

ワイモバイルの光セット割引
光セット割 ソフトバンクAirやソフトバンク光を契約している場合 毎月1,188円引き
料金プラン比較(家族2人分)
月額 楽天モバイル Y!mobile
3GB×2回線 2,156円 3,168円
15GB×2回線 4,356円 5,368円
25GB×2回線 6,556円 7,128円

速度と5G対応

5Gサービス対応

速度比較

ワイモバイルは混雑時も速度が落ちないことが最大の特徴です。楽天モバイルなど格安SIMでは少ない回線をみんなでシェアしているので、混雑するときはどうしても遅くなりますが、ワイモバイルはお昼頃や通勤時の速度低下がありません。

楽天モバイルでは特に速度低下が顕著なお昼時では、300kbpsのような速度に低下することもあります。こうなると高速モードを使い切って制限速度モードになったような感じです。かならずそうなるわけではありませんが、非常にストレスです。※まだ運用実績が短く今後変動の可能性あり

楽天など格安SIMもいつも遅いわけではなく、深夜4時などには15Mpbsなどの速さが出ますが、使わない時間にサクサク繋がってもあまり意味はありません。一日を通していつでも平均的に速く、みんなが使いたい時こそ、ちゃんと速く繋がるのがワイモバイルのメリットです。

5G通信サービス

5G ネットワーク

いよいよ4G(LTE)より高速な5G通信サービスが目前に迫ってきました。

楽天モバイルでは順次拡大予定です。ワイモバイルではシンプルS/M/Lプランで2021年2月から5Gサービスに対応済み。5G通信ができるスマホとエリアにいれば、超高速なデータ通信が可能です。

ただドコモ・au・ソフトバンクともに5Gのエリアはかなり狭く、都心や地方都市以外は圏外で、ほとんどの方にはしばらくは恩恵がなさそうです。

なおワイモバイルでは2021年3月に5G対応端末(iPhone12、mini)も発売済みです。

速度規制と制限速度

楽天モバイルとワイモバイルはどちらも〇〇日間で何ギガバイト使ったら規制されるなど、速度規制は設けていません。そのためデータ容量を使い切るまでは高速モードで通信できます。

速度規制の有無
楽天モバイル なし ※ただし公平性のため速度規制する場合があり
Yモバイル スマホ用プラン(シンプルS/M/L)では明記無し

これとは別に契約のデータ容量1GB、3GB、12GBなどをオーバーしたときに速度が遅くなる「速度制限」はあります。楽天モバイルでは自社回線の場合はいつでも使い放題ですが、(楽天エリア外のauの)パートナー回線では速度制限時は楽天モバイルでは1Mbpsとなり、Yモバイルは3GBプランでは最大300kbps、15GBと25GBプランで最大1Mbpsの制限となっています

速度制限時の最大速度
楽天モバイル 最大1Mbps
Yモバイル 3GBプランは300kbpsまで、15GBと25GBプランは1Mbpsまで

高速モードのオンオフと繰り越しの有無

高速データのオンオフ

高速モードと繰り越し
楽天モバイル Yモバ
高速モードオン・オフ ×
繰り越し × ×

楽天モバイルには高速データのオンオフ機能があります。高速モードをオフにした場合、パートナー回線(5GBまで)を消費しません。一方ワイモバイルではそのようなスイッチには非対応です。常に高速モードのデータを消費します。楽天モバイルは使った分だけ払うシステムなので、データの繰り越し機能はありません。またワイモバイルには「繰り越し」がありません。余ったデータはその月ごとに消えてしまいます。

高速データ容量チャージ

高速データ通信残量

高速データを使い切ってしまい、その後も高速で使いたい場合は、データ容量チャージが必要です。

チャージ価格は以下の表の通りです。楽天モバイルでは5通りあり、ワイモバイルでは0.5GBで550円のみです。

データ容量チャージ
ワイモバイル 500MB 550円
データ容量チャージ(パートナー回線分)
楽天モバイル 1GB 550円
楽天モバイル 2GB 1,100円
楽天モバイル 3GB 1,650円
楽天モバイル 4GB 2,200円
楽天モバイル 5GB 2,750円

電話・メール

だれとでも定額

基本料金

楽天モバイル、ワイモバイル共に通話代は使った分だけ支払います。基本の価格は大手携帯電話会社や格安SIMと同じ30秒22円です。

通話料金
通話料 30秒22円

定額通話オプション

かけ放題の図

しかし電話が多いと通話代がかなり高くなります。そのため楽天モバイルでは無料アプリ、ワイモバイルでは定額通話オプションが用意されています。定額通話は以下の通りです。

楽天モバイルのかけ放題オプション
アプリなし 30秒22円
アプリあり(Rakuten Link経由) 無料
Yモバイルのかけ放題オプション
10分かけ放題 月額770円
完全かけ放題 月額1,870円

楽天モバイルでは通常アプリなしでかけると30秒22円の通話料金がかかります。しかしRakuten Linkというアプリを通してかけると国内通話が無料でかけ放題になります。国際電話の場合は月額980円(非課税)でかけ放題になります。

ワイモバイルでは10分かけ放題「だれとでも定額」に加えて回数時間無制限の完全かけ放題「スーパーだれとでも定額(s)」に対応しています。

定額通話オプションに加入すれば、オプション料金だけで電話が使い放題です。

設定時間を超過した場合、ワイモバイルでは30秒22円の通話代がかかります。

音質やアプリの必要性

通話アプリと品質
アプリ 方式 通話品質
楽天モバイル 必要 RCS式(Rich Communication services) 不明
Yモバ 不要 回線交換式

楽天モバイルでは、アプリでかけ放題を使う場合、プレフィックス式でも回線交換式でもない次世代の方式(RCS(Rich Communication services))を用います。そのためプレフィックス式やIP電話のような品質ではないとのことです。ただし通常の携帯電話網ではないので、今後品質や遅延については検証が必要になりそうです。

ワイモバイルは通話アプリは不要で、通常の電話アイコンから電話をかけます。このため独自回線を通らず、通常の携帯電話網を使うため通常の携帯電話と同じ品質でかけることができます。

留守電機能

留守電機能

楽天モバイル、ワイモバイル共に留守電機能を提供しています。

楽天モバイルでは月額無料で「留守番電話」オプションに加入できます。申し込みは必要になります。電波が圏外の場所にいる時やスマートフォンの電源が入っていない時にかかってきた電話のメッセージを預かってくれるものです。留守録再生時、1417番にダイヤルすると通常の電話代がかかります。ですがRakuten Linkアプリを通して再生すれば無料になります。

楽天モバイルの留守電にかかる費用
留守番電話の月額料 無料
録音料 調査中
再生料 通常の通話料金(30秒22円)、アプリなら無料

ワイモバイルも留守録に対応しており、3分までの伝言を30件まで72時間保存します。(件数と保存日数を増やせる有料オプションもあります)標準の留守電機能は月額サービス無料です。ただし利用料金は別にかかります。留守電の再生は1回ごとに11円、プラス30秒11円の再生料が発生します。また留守電を登録する場合も料金がかかり1回22円です。

なおかけ放題オプションでは留守録を再生、登録する場合の費用は対象外通話になります。

ワイモバイルの留守電機能にかかる費用
月額費用 無料
録音料 1回ごとに22円
再生料 1回ごとに11円+30秒11円

キャリアメール

従来のケータイと同じタイプでケータイ同士またはPCへやりとりできるメールをキャリアメールといいます。

楽天モバイルではキャリアメールに2021年夏対応予定です。

ワイモバイルではスマホの契約をすると自動的に@ymobile.ne.jpがつくキャリアメールが付与されます。申し込みは不要で月額料金もかかりません。

キャリアメールは高い信頼性があり今でも大切な存在ですが、格安SIMではほぼ非対応です。キャリアメールに対応しているのは、大手キャリアのドコモ・au・ソフトバンク、そしてサブブランドのワイモバイル、UQモバイルのみ、楽天モバイルでは対応予定です。

Y!mobileのキャリアメール(MMS) 〇〇〇@ymobile.ne.jp 月額無料
楽天モバイルのキャリアメール(MMS) 調査中 調査中

MNP(電話番号引き継ぎ)できるか

MNP

これまでドコモ・au・ソフトバンク、その他の格安SIMなどで使ってきた電話番号をそのまま使い続けたい方も多いと思います。

電話番号を違う携帯電話会社でそのまま使えるサービスのことをMNP(ナンバーポータビリティ)といいます。楽天モバイル、ワイモバイルでは共にMNPに対応していて今使っている電話番号をそのままで乗り換えることができます。

機能

ワイモバイルのキャリア決済「ワイモバイルまとめて支払い」

カウントフリー

エンタメフリーオプション

特定のアプリの通信を無料にしてくれるサービスをカウントフリーといいます。(正確にはデータ消費を使用量としてカウントしないこと)Lineでの通信が無料になったり、その他SNSでの消費が無料になったりと、対象は格安SIM会社で異なります。

楽天モバイル、ワイモバイルともに現時点ではカウントフリーはありません。

UQカウントフリー

キャリア決済

ドコモ払い、auかんたん決済、ソフトバンクまとめて支払いなど、大手携帯電話会社にはキャリア決済がありました。

楽天モバイルではキャリア決済「楽天モバイルキャリア決済」に対応しています。

ワイモバイルでも「ワイモバイルまとめて支払い」がありキャリア決済に対応しています。格安SIMではキャリア決済に非対応のところがほとんどなので、貴重なサービスです

それぞれ使いすぎ防止のため、年齢ごとに上限が設けられています。

「楽天モバイルキャリア決済」の上限額
13歳以下 10,000円まで
14~17歳 20,000円まで
18~19歳 50,000円まで
20歳以上 200,000円まで
「ワイモバイルまとめ支払い」の上限額
5~12歳未満 2,000円まで
12歳~19歳 20,000円まで
20歳~ 200,000円まで

Lineの年齢認証

Lineの利用で重要にID検索機能がありますが、これは年齢認証を行ったアカウントでないとできません。ドコモ・au・ソフトバンクでは年齢認証に対応していますが、格安SIMでは非対応であることが乗り換えできない要因にもなっています。

楽天モバイルでは2021年3月から年齢認証に対応しました。一方ワイモバイルもソフトバンクのサブブランドなのでソフトバンクと同じ扱いとなり、LineのID検索に必要な年齢認証に対応しています。

楽天モバイルとワイモバイルは例外ですが、格安SIMはほとんどが年齢認証に非対応です。

テザリング

楽天モバイルでは追加手数料無料で自由にテザリングができます。ただどんな場合もできるわけではなく、楽天回線に対応している、SIMロックを解除してある、など端末が対応している場合に限って可能です。例えば古い機種では普通の通信はできても、テザリングはできないことがあります。

またワイモバイルでも月額料金無料でテザリングができます。申し込みも不要でいつでも使えます。ワイモバイルも、ワイモバイル以外の端末(他のキャリアの端末など)ではテザリング非対応な場合がありますので注意が必要です。

また高速データを使い切ると低速モードになってしまうため、テザリングの使いすぎには注意が必要です。

端末の販売

端末保証

楽天モバイルでは2021.3現在の所Android端末を20種類程度取り扱っています。MNP(電話番号そのまま)で乗り換えるとお得に購入できるほか、会員価格で購入することもできます。

iPhoneの取り扱いは2021.3現在ありません。

ワイモバイルでも端末の販売があります。大手キャリアより種類が少ないもののiPhoneとAndroid端末どちらも取り扱っています。販売されている機種や価格は時期によって異なります。

※以下ワイモバイルについて

iPhone

ワイモバイルのiPhone

Y!mobileで取り扱いのあるiPhone
iPhone 12 92,880円
iPhone 12 mini 79,480円
iPhone SE 39,600円

現在2021年3月時点では、iPhone 12, iPhone 12 mini, iPhone SEの3種類の取り扱いがあります。

Android

ワイモバイルのAndroid端末

Y!mobileで取り扱いのあるAndroid端末
Android One S8 18,000円
AQUOS sense4 basic 4,968円
OPPO Reno3 A 8,640円
かんたんスマホ2 13,680円
Xperia 10 II 28,800円
Android one S7 12,240円
Android One S6 5,760円
Xperia 8 20,160円
Android One X5 33,120円

現在2021年3月時点では、9種の取り扱いがあります。

ケータイ・タブレットなど

Y!moileで取り扱いのあるその他の端末
Aquos ケータイ3 18,000円
Simply 10,800円

現在2021年3月時点では、2種のケータイの取り扱いがあります。

上記は通常の取り扱い端末ですが、ワイモバイルではその他、アウトレット品やオンラインセールなどで普段取り扱いがない端末や割引率が高い端末を販売していることがあります。

サポート・サービス

店舗

店頭サポートと販売

楽天モバイル

楽天モバイルでは、全国におよそ600店の楽天ショップがあります。楽天モバイルショップでは、新規回線契約、他社回線から乗り換え(MNP)、楽天モバイル(ドコモ回線/au回線)からプラン変更(移行)、機種変更、SIMカードの交換・再発行などの手続きが行えます。また家電量販店などの中に併設されている楽天ショップでは、SIMカードの再発行や交換、機種変更はできません。またWebから申し込んだ方は、店頭でサポートは受けられませんので注意が必要です。

ワイモバイル

ワイモバイルはおよそ1,000のワイモバイルショップと4,000を超える取扱店(電器店やソフトバンクショップを含むなど)があり、店頭で見ながらでも契約することができます。

1,000を超えるワイモバイルショップでは端末のサポートを受けられるほか、SIMロックを解除してもらったり端末を下取りしてもらったり、修理を受け付けたりと、色々な手続きが行えます。

Yモバイルの店舗など
ワイモバイルショップ 新規(MNP)申し込み、機種変更、修理受付、契約情報変更、解約、下取り、支払い
ソフトバンク(Yモバイル取扱店) 新規(MNP)申し込み、機種変更、修理受付、契約情報変更、解約、下取り、支払い
Yモバイル取扱店 新規(MNP)申し込み、機種変更のみ

コロナの影響もあり来店予約をすることで待ち時間なく利用することができます。格安SIMでは店舗が省略されていてネット上のみでのサポートとなりますが、その点楽天モバイル、Yモバイルは心強いです。

電話サポート

電話サポート

楽天モバイル、ワイモバイルともに電話でのサポートを行っています。

楽天モバイルについて

楽天モバイルのカスタマーサポート
①契約中の方(全般) 050-5434-4653
②新規申し込みの方(全般) 0800-600-0700
③通話・データ通信について 050-5434-4647
④未払い関連 050-5212-6915
⑤盗難などによる利用停止 0800-600-0500
⑥海外から 050-5434-4633

①~④は9:00~20:00(年中無休)で対応
⑤・⑥は24時間(年中無休)で対応

ワイモバイルについて

ワイモバイルの電話サポート
ワイモバイルからかける場合 ワイモバイル以外からかける場合
総合窓口 151番 0570-039-151
各種お手続き窓口 116番 0120-921-156
海外から +81-4-4382-0800

※総合窓口(151番)は受付時間:9:00~20:00(年中無休)に通話有料で対応
※各種お手続き窓口(116番)は受付時間:自動音声応答にて24時間受付(年中無休)
※海外から問い合わせる場合、日本時間の9:00~20:00(年中無休)に対応

チャットサポート

チャットサポート

楽天モバイルには「チャット相談」というチャットサポートがあります。24時間受付ですが、オペレータとつながるのは9:00~24:00の間です。楽天モバイルアプリからアクセスできます。

Yモバイルには「ふてニャンチャット」があります。自動応答の他、オペレータとのやりとりが可能です。ワイモバイルではTwitter(@ymobile_Care)でのサポートがあります。
電話と異なり費用は無料です。

故障時の対応

端末保証

楽天モバイルモバイルの場合

楽天モバイルでは持ち込み端末の保証とセットで購入した新品への保証の2つがあります。

楽天モバイルではオンラインで購入したスマートフォンなどを最短当日、交換端末に取り替えてもらえる「スマホ交換保証プラス」があります。月額は715円で故障時には6,600円の自己負担が必要です。電話かウェブから申し込みすると全国翌日までに、交換端末を届けてくれます。

持ち込み端末の場合、「持ち込みスマホあんしん保証」のサービスがあります。SIM契約時に加入しておくことで故障時、新品同様の機種に交換してもらうことができます。月額は715円で交換時の自己負担は6,600円または11,000円です。電話かウェブから申し込みすると全国2~3日程度で、交換端末を届けてくれます。

ワイモバイルの場合

ワイモバイルではショップで故障時の対応修理受付、長期代品貸出、修理返却、長期代品返却)しています。オンラインで購入した端末ももちろん店頭で修理を受け付けます。

代替機の貸し出しがあるため、修理に時間がかかる場合も安心です。修理の他、水没など修理できない状態の端末は、有料ですが新品同様との取り替えやユーザ価格(廉価)での購入が可能です。

故障時の費用は「故障安心パックプラス」に加入しているか、していないかで価格が異なります。修理の受付時には本人確認書類と保証書、故障端末を持っていきます。

故障安心パックプラスの月額費用は840円で水濡れ、盗難、破損など9つの保証がパックになっており、電池パック無料サービスやデータ復旧、紛失時の捜索、セキュリティトラブルなどにも対応しています。

iPhoneはワイモバイル店舗では行えず、AppleかApple正規サービスプロバイダに持ち込む必要があります。故障安心パックプラスに加入している場合は、ワイモバイルショップでも修理することができます。

支払い方法

格安SIMの口座振替

楽天モバイル、楽天モバイル共にクレジットカードに加え、口座振替でも支払うことができます。そのためクレジットカードを持っていない方でも契約できます。ただワイモバイルオンラインショップではクレジットカードのみ受付ですので、口座振替での支払いをしたい方は来店する必要があります。

手数料と縛り

更新月・2年縛り・2年契約

最低利用期間(縛り)と違約金

楽天モバイルは様々な手数料が無料になっています。また最低利用期間(2年縛りなど)がなく1年未満の解約、MNPでも違約金がかかりません。

ワイモバイルでも最低利用期間がなくなり、2縛りなどの縛り期間がなくなりました。

そのため今後楽天モバイル、ワイモバイルを契約する場合、音声SIMであっても違約金や縛り、最低利用期間はかかりません。ただしスマホプランなど縛りのある旧プランでは、引き続き更新月や違約金などが残っています。楽天モバイルに吸収されたDMMモバイル、Freetelユーザ、ワイモバイルの旧プランの方など、違約金を免除するケースもあります。

MNP転出料

楽天モバイルのUN-Limit6ではMNP転出料が無料です。またYモバイルは2021年3月17日からMNP転出料が無料となりました。

事務手数料

楽天モバイルでは契約時の事務手数料が無料です。ワイモバイルでもオンラインショップなら事務手数料が無料です。ワイモバイルショップでの契約の場合は3,300円かかります。

様々な手数料の料金

様々な手数料の一覧
楽天モバイル Yモバイル
契約事務手数料 無料 オンラインは無料、店舗は3,300円
契約解除料(違約金) 無料 無料
機種変更手数料 なし 3,300円
MNP転出料 無料 無料
SIMロック解除手数料 非該当 無料※店舗では3,300円
SIM再発行手数料 無料 3,300円
電話番号変更手数料 不可 3,300円
名義変更手数料 3,300円 3,300円
口座振替手数料 月々110円 無料

メリット・デメリットを再度確認

メリット・デメリット

重大ポイントを比較
楽天モバイル Y!mobile
楽天エリア内なら
楽天エリア外であまり使わないなら
楽天エリア外でよく使うなら ×
価格(1人)
価格(2回線以上)
速度
通話
機能
手数料
重大ポイント早見表
ポイント

  • 楽天エリア内なら楽天が◎
  • 楽天エリア外であまり使わない(1G以下)なら楽天が◎
  • 楽天エリア外でよく使うなら楽天は×
  • 1人での乗り換えなら楽天モバイルが安い
  • 2人以上での乗り換えはワイモバイルがお得
  • 速度はワイモバイルが◎
  • 通話は楽天〇、Yモバ◎
  • 機能はどちらも〇
  • 手数料は楽天モバイルが◎

タイプ別おすすめ回線は?

楽天モバイルUn-Limit-VIプランのメリット

ポイント

  • 1GB以下なら0円で契約できる
  • 楽天回線エリアなら3,278円で使いたい放題
  • 必要データ量に応じて支払えるので無駄がない
  • Rakten Linkアプリでかけ放題が無料
  • キャリア決済やキャリアメールなどの機能が充実
  • 手数料や違約金が無料
  • 楽天ショップが全国に約600店

楽天モバイルのデメリットは?

  • 繋がるエリアがまだ少ない
  • エリア外だと5GBで低速モードに
  • 混雑時は速度が遅くなる
  • 通話アプリの音質が未検証
  • 家族割や光割がない
  • 動作確認済み端末が少ない
  • iPhoneも最新のもののみ対応

楽天モバイルはこんな方におすすめ

  • 楽天回線エリアに住んでいる
  • データはあまり使わない
  • 電話番号の維持に使いたい
  • 家族や友人との通話が多い
  • 1人でお得に契約したい
  • 楽天回線で使える端末を持っている
  • いずれ5Gサービスを使ってみたい

Yモバイルのメリット

ポイント

  • 通話品質が携帯電話と同じ
  • 完全かけ放題もある
  • 全国でソフトバンクと同じエリアが繋がる
  • 2回線目から割引でぐんと安い
  • 混雑時も速度があまり落ちない
  • 光セット割が安い
  • 違約金や2年縛りがない
  • 5Gサービスに無料で対応済み

ワイモバイルのデメリットは?

  • 激安SIMよりは月額料金が高い
  • 高速データをオンオフできない
  • データの繰り越しがない
  • 留守電の再生時に通話代がかかる
  • カウントフリーはない

ワイモバイルはこんな方におすすめ

  • 仕事などで大事な通話が多い
  • やはり速さは大切
  • 電話時間と回数が多い
  • 家族で安く乗り換えたい
  • 5G通信に興味がある
  • 留守録もキャリアメールも大切
  • 安く端末を買いたい
  • 家でソフトバンク光を使っている
  • 店舗でサポートを受けたい
  • 合わなかったとき2年縛りや解約費が心配
タイトルとURLをコピーしました