このページは、フリマやヤフオクで購入した中古端末、家族から譲り受けたスマートフォンなど、SIM契約がない場合のSIMロック解除方法を知りたい方向けのページです。
※特に断りがない場合は税込み表示しています。
目次
契約がなくてもSIMロック解除が可能に
SIMロック解除が義務づけられた当初は、SIMロック解除の手続きはハードルがあり手数料もかかるなど一般的ではありませんでした。2015年5月にSIMロックの解除が義務化されてから6年経つ今(2021年)、条件はあるものの誰でも自由にSIMロックを解除できるようになってきました。
中古端末もその恩恵を被っているケースの一つです。現在では、条件をクリアすれば簡単にそして無料でSIMロック解除ができるようになっています。
SIMロック解除の条件
ネットワーク利用制限が×ならできない
引用:ケータイゴッド
まず一つ目の条件は、ネットワーク利用制限のかかっている端末はSIMロック解除の対象外です。
ネットワーク利用制限のかかっているスマートフォンとは、犯罪行為で入手した可能性がある端末や、端末支払いの残債が払われていないスマートフォン、本人確認書類を偽造するなど不正な契約で購入された端末、などの理由でネットワークへの接続を制限された端末のことです。通称「赤ロム」ともいわれます。
該当するかどうかは、端末のIMEI情報をネットワーク利用制限をチェックして「×」の表示がでるかどうかで確認できます。
匿名でスマートフォンを取引できる今、この点は中古で入手する場合に特に重要な項目で、出所の分からない端末や評価の悪い出品者から購入すると、ネットワーク利用制限がかかっていることがあります。
端末代支払中やその他の条件
端末代を分割払した場合は、購入から101日たたないとSIMロック解除ができません。※クレジットカードの分割払なら可 一括払いなら即日解除が可能です。
中古端末を購入するときは、必ず前所有者が端末代を完済しているか確認する必要があります。
オンラインで解除できる条件
オンライン(無料)でSIMロックを解除できるのは、2015年5月以降に販売された、SIMロック解除機能を搭載している端末のみです。
それ以前の端末でもSIMロックの解除は可能ですが、ショップでのみの対応になっています(手数料3,300円)
かなり古い中古端末を購入する場合は注意が必要です。
大手キャリアのSIMロック解除方法
ドコモの手続き方法
ドコモの端末をSIMロック解除するには、まずドコモのアカウント「dアカウント」を作る必要があります。dアカウントはドコモの契約がなくても、誰でも作ることができます。SIMロック解除手数料は不要です。
dアカウントを作る
SIMロック解除の申し込み
二段階認証を行う
IMEIを入力する
手続き内容を確認する
受付確認メールを受信する
Android端末はコードを入力(iPhoneはそのまま使える)
auの手続き方法
auの端末のSIMロック解除するには、まずauのアカウント「au ID」を作る必要があります。au IDはドコモの契約がなくても、誰でも作ることができます。SIMロック解除手数料は不要です。
au IDを作る
2段階認証をする
注意書きを読む
IMEIを入力する
Android端末はコードを入力(iPhoneはそのまま使える)
ソフトバンク/ワイモバイルの手続き方法
ソフトバンクとワイモバイルの中古端末(契約無し端末)はソフトバンクの専用サイト(My Softbank)で手続きをします。MyソフトバンクでSIMロック解除を行う場合、ソフトバンクの契約は不要ですが、マイナンバーカードや運転免許証などによる顔認証の本人確認が必要です。SIMロック解除手数料は不要です。
SoftBank IDを作り
本人確認を行う(スマートフォンのみでPCからは不可)
IMEIを入力する
確認画面
SIMロック解除に進む
Android端末はコードを入力(iPhoneはそのまま使える)