このページでは、ドコモ・au・ソフトバンクが発表した新料金プランを契約検討する際、デメリットになることや知らないと落とし穴になってしまう点について解説しています。

特に断りがない場合は、税込み表示になっています。

大手キャリアが破格の料金プランを発表!

ahamo, povo, linemo 新料金プラン

出典:DARTSLIVE

大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)が月額3,000円足らずで20GB使えるという携帯会社大手としては2020年12~2月にかけて、これまでにない価格で新料金プランを打ち出しました。

元々現在の菅首相は携帯電話料金の高さと料金プランの横並びを良く思っておらず、携帯電話料金は4割値下げできるなどと述べていました。ついに政権を取ってから大手携帯電話会社への値下げの圧力をかけます。そこで2020年12月ドコモが打ち出したのが、20GBを3,278円という新料金プランでした。

そこからau、ソフトバンクも値下げをせざるを得なくなり、さらにその波は格安SIM界にも飛び火し値下げ合戦。業界は様変わりの様相を呈しています。

新料金プランの詳細(2021年6月)

ドコモ「ahamo(アハモ)」

料金面 プラン 20GB:2,970円
国内通話料金 30秒20円
無料通話 あり
5分かけ放題 基本料金に込み
完全かけ放題料金 +1,100円
高速データチャージ 1GB:550円
残量データの繰り越し できない
通信制限モード 1MBps
サポート 申し込み オンライン限定
サポート オンライン限定
故障時対応 オンラインのみ
有償サポート 1回3,300円
機能面 留守電機能 なし
キャリアメール なし
キャリア決済 可能
5G対応 無料
海外利用 82カ国で追加料金なしで可能
テザリング 無料
割引 家族割 なし
光割 なし
契約面 電話番号引き継ぎ(MNP)
支払い方法 カードのみ
利用年数 引き継ぎ
端末販売 3種
手数料など 2年縛り(最低契約期間) なし
違約金(契約解除手数料) なし
契約事務手数料 無料
MNP転出手数料 無料
その他 国際ローミングでは日本人が渡航する国の95%をカバー

最終更新2021.6

au「povo(ポヴォ)」

料金面 料金プラン 20GB:2,782円
国内通話料金 30秒20円
無料通話 なし
5分かけ放題 +550円
完全かけ放題料金 +1,650円
高速データチャージ 1GB:550円
残量データの繰り越し できない
通信制限モード 1MBps
サポート 申し込み オンライン限定
サポート オンライン限定
故障時対応 オンラインのみ
有償サポート なし
機能面 留守電機能 なし
キャリアメール なし
キャリア決済 あり
5G対応 無料
海外利用 予定
テザリング 無料
割引 家族割 なし
光割 なし
契約面 電話番号引き継ぎ(MNP)
支払い方法 カードのみ
利用年数 引き継ぎなし
端末販売 なし
手数料など 2年縛り(最低契約期間) なし
違約金(契約解除手数料) なし
契約事務手数料 無料
MNP転出手数料 無料
その他 データ使い放題24時間:220円

最終更新2021.6

ソフトバンク「LINEMO(ラインモ)」

料金面 料金プラン 20GB:2,782円
国内通話料金 30秒20円
無料通話 なし
5分かけ放題 +550円
完全かけ放題料金 +1,650円
高速データチャージ 1GB:550円
通信制限モード 1MBps
残量データの繰り越し できない
サポート面 申し込み オンライン限定
サポート オンライン限定
故障時対応 オンラインのみ
有償サポート なし
機能面 留守電機能 なし
キャリアメール なし
キャリア決済 あり
5G対応 無料
海外利用 世界ケータイで対応
テザリング 無料
割引 家族割 なし
光割 なし
契約面 電話番号引き継ぎ(MNP)
支払い方法 カードのみ
利用年数 引き継ぎなし
端末販売 なし
手数料など 2年縛り(最低契約期間) なし
違約金(契約解除手数料) なし
契約事務手数料 無料
MNP転出手数料 無料
その他 Lineがカウントフリーになる

最終更新:2021.6

どこに落とし穴がある?

申し込みもサポートもネットのみ

新料金プラン(ahamo,povo,LINEMO)では、基本的にサポートはネットのみで、申し込みもネット上で行います。申し込みは専用サイトまたはアプリでの申し込みになります。新料金プランでは、電話サポート、店頭サポートはなくチャットでのみ相談を受け付けています。そして端末が故障した場合も、店頭での代替機の貸し出しや修理手続きを行うことはできません。

新料金プラン(ahamo,povo,LINEMO)を契約するにはある程度のスマートフォンの知識と、ネットで調べて自己解決していく力が必要です。

またドコモに関しては、ドコモショップで申し込みサポートや手続きをサポートする機能を用意しましたが、1回につき3,300円と有料になっています。またauやソフトバンクでも、有償サポートを検討しているとのことです。

留守電機能やキャリアメールは無し

3社(ahamo,povo,LINEMO)とも2021年6月現在では、留守電機能とキャリアメール機能に対応していません。キャリア決済機能は3社とも対応しており、ドコモ払い、auかんたん決済、ソフトバンクまとめて払いが可能です。

通話料金は別

ドコモは5分間通話が基本料金に込みになっているので、5分間以内の国内通話は無料でかけることができます。5分を超える場合は30秒20円の通話料金がかかります。

povoとLINEMOは通話料が基本料金に込みになっておらず、30秒20円かかります。ただしどちらも5かけ放題が+550円、無制限のかけ放題が1,650円でつけることができます。その場合、5分または無制限にかけ放題ができます。

家族割・光割は非対応

3社とも(ahamo,povo,LINEMO)家族割引はなく、それぞれの家族割引サービスの人数として数えることができません。光割り引きも同様です。

未成年(18歳未満)は契約できない

3社とも(ahamo,povo,LINEMO)未成年(18歳未満)は契約することができません。ahamoは20歳以上の個人が契約可能、povoは20歳以上の方が契約可能、18歳未満の方は利用者として登録することもできません。LINEMOは18歳以上の方から契約することができます。

クレジットカード必須

3社とも(ahamo,povo,LINEMO)支払い方法はクレジットカードのみとなっているため、口座振替やその他の支払い方法では払うことができません。

海外で使えないキャリアも

海外で使うことができるかは、3社(ahamo,povo,LINEMO)で分かれています。

まずahamoは国際ローミングに対応しており、追加料金なしで海外で使用することができます。povoは2021年6月現在、国際ローミングは非対応のため、今のところ海外利用はできません。LINEMOは1日3,278円で国際ローミングが可能です

端末は自分で用意

ahamoはiPhoneとアンドロイド端末を合計3種類販売していますが、その他povoとLINEMOでは端末の販売がありません。これまで使っていた端末を使うか、新しく自分で買い直す必要があります。これはドコモの利用者がahamoを使う場合や、auの利用者がpovoを使う場合、ソフトバンクの利用者がLINEMOを使う場合、は問題にはならないのですが、ドコモの利用者がLINEMOを使うなど、異なるキャリア間で乗り換える場合に、端末の相性とSIMロックの解除という問題があります。

スマホに詳しい方には問題無くクリアできるのですが、電波の相性などがよく分からない方にとってはやや高いハードルです。

新料金プランへのワイモバイルの対応

一方ワイモバイルのシンプルプランは、3社(ahamo,povo,LINEMO)の弱点をカバーしているのでしょうか?

主な機能 ahamo,povo,LINEMO Y!mobile
申し込み ネットのみ 店頭・電話・ネット
サポート ネットのみ 店頭・電話・ネット
故障時対応 ネットのみ 店頭・電話・ネット
留守電・キャリアメール なし あり
キャリア決済 あり あり
5G対応 あり あり
国際ローミング ahamo,LINEMOは可
家族割・光割 なし あり

ahamo,povo,LINEMOで削除されてしまった機能が、ワイモバイルではしっかりカバーされていることが分かりました。