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ワイモバイルは本当は安くない?落とし穴やカラクリがあるのか?

このページでは、ワイモバイルは本当に安いのか?実は高い料金やからくりはないのかについて解説しています。

特に断りがない場合は税込み表示になっています。※旧プランの価格は税抜きで表示しています

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かつては高かった

スマホプラン

かつてワイモバイルは格安SIMといえども他の会社より割高でした。当時はかけ放題が込みになっていたことから、電話をあまり使わないユーザにとって割高になってしまったのですね。

また途中で割引がなくなって1年後に料金が上がってしまうというデメリットも抱えていました。

また料金プランが、ソフトバンクからの乗り換えユーザには高い、色々な割引に条件があり、複雑で難解となっていました。

これはかつてのスマホの主要プランだった「スマホプラン」の料金表です。

スマホプランの詳細

プラン 1年目 2年目
1GB 1,980円 2,980円
3GB 2,980円 3,980円
7GB 4,980円 5,980円

※税抜き

今考えると正直、格安SIM会社にもかかわらず割高だったことが分かります。

2年縛りも違約金もきつかった

またワイモバイルもドコモ・au・ソフトバンクや格安SIM会社と同じく2年縛りがあり、更新月以外に乗り換えようとすると違約金9,500円(税込み10,450円)という高額な契約解除料を請求されました。

生まれ変わった「シンプル」プラン

ワイモバイル 料金プラン

2021年2月、ワイモバイルは大手3社に続いて新しい料金プランを発表、それが「シンプル」プランでした。

シンプルプランは以前のデメリットをほとんど解消していました。

縛りも違約金もなくなった

シンプルプランの違約金と縛り

2年縛りなど定期契約が廃止になり、それに伴って更新月以外でも契約解除料(違約金)なしで乗り換えられるようになりました。短期での解約はブラックリストに載る可能性もあり決しておすすめできるものではありませんが、自分の希望に合わないと感じたときの乗り換えがかなり障壁少なくできるようになりました。

値上がりなし、ずっと同じ料金

シンプルプランは文字通りシンプルで、契約したときからずっと同じ料金です。割引制度も分かりやすくなり、また途中で割引がなくなって値上がりするなどデメリットが解消されました。

1年目は安くても、2年目以降は高くなる…という一番残念な点が解消されたのです。

色々な落とし穴・からくりもなし

落とし穴

大手携帯電話会社は、色々な条件をつけて割引を行うので、初心者ユーザには分かりにくく、プランを熟知しないと色々な落とし穴に引っかかってしまう心配があります。正直にいえばかつてのワイモバイルは料金体系が複雑でそれに似たプランでした。

しかし現在のワイモバイルのシンプルプランでは、そんな初心者ユーザを狙った落とし穴や知らぬ間に料金が高くなるカラクリなどがありません

  • ずっと同じ料金プラン
  • 1年目しかない割引は無し
  • 家族割はずっと割り引かれる

※学割だけは半年だけなので注意しましょう。

その他

  • 従量制のように知らぬ間に料金が超過する
  • 電話はあまりしないのに無料通話が込みになっている
  • テザリングをしようとしたら追加料金を取られる
  • 家族割を抜けたら他の家族に迷惑がかかる

シンプルプランには上記のような落とし穴がありません。

※ただデメリットはワイモバイルにもあり、それについてはワイモバイルの重要デメリット13個のページで解説しています。

3GB 990円~も現実的

ワイモバイルの料金は2つに分けて考えられます。

  • 一つ目は自分のみ(1人)で契約する場合
  • 二つ目は家族(2人以上)で契約する場合

です。

ワイモバイルのシンプルプランでは、家族割引が重要で、1人だけで契約するのか複数人で契約するのかを分けて考える必要があります。

1人目は以下のようなプランになっています。

ワイモバイルの料金プラン
月額1回線目
シンプルS(3GB)2,178円
シンプルM(15GB)3,278円
シンプルL(25GB)4,158円

2人目以降は以下のようなプランに変わります。※家族は最大10人まで家族割引が効きます。

ワイモバイルの料金プラン
月額2~10回線目
シンプルS(3GB)990円
シンプルM(15GB)2,090円
シンプルL(25GB)2,970円

格安SIMより安いケースも

各社との比較

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格安SIM各社との料金比較

主要格安SIM会社の最低プランの料金を比較してみました。

格安SIM会社 ギガ数 料金
ワイモバイル(1人目)
2人目以降
3GB
3GB
2,178円
990円
IIJmio 2GB
4GB
858円
1,078円
b-mobile(日本通信) 6GB 1,390円
UQモバイル 3GB 1,628円
OCNモバイル 1GB
3GB
770円
990円
BIGLOBEモバイル 1GB
3GB
1,078円
1,320円
mineo 1GB
5GB
1,298円
1,518円

と格安SIMより安くなるケースもでてきます。
この表をみてどう感じられたでしょうか?

家族で乗り換えると安いけど、1人だと割高だなと感じられた方も少なくないでしょう。

その通りで他の格安SIM会社と比較すると1人目は割高というのが正直な所です。しかしワイモバイルは2人以降家族で乗り換えると、他の格安SIM会社を家族分契約する場合と比べて遜色ないということが分かります。

大手の新料金プランとの比較

ahamo, povo, linemo 新料金プラン

SIM会社 3GB 15GB 25GB
ワイモバイル(シンプル) 2,178円 3,278円 4,158円
ドコモ(ahamo) 2,970円
au(povo) 2,728円
ソフトバンク(LINEMO) 2,728円

大手のプランは20GBも使えてワイモバイルの3GBプランと比較すると割安です。たしかにたくさんギガ数を使う方にとっては、ahamoやpovo、LINEMOのほうが安いです。ただたくさん使わない方(3GB程度)にとっては、逆に高くなってしまいます。またahamoやpovo、ラインモは色々な機能が削られています。

SIM会社 3GB 15GB 25GB
ワイモバイル(シンプル) 990円 2,090円 2,970円
ドコモ(ahamo) 2,970円
au(povo) 2,728円
ソフトバンク(LINEMO) 2,728円

携帯電話会社は家族で乗り換えることも多いです。そこで2人目以降の料金を計算してみると、家族割引がない大手新料金プランより、ワイモバイルのほうが安くなるこということが分かります。

かけ放題料金の比較

電話かけ放題料金

次にかけ放題の料金を比較してみましょう。

月額料金 回数無制限 月〇分間まで 完全かけ放題
IIJmio 3分 660円
10分 913円
b-mobile(日本通信SIM) 70分まで基本料金に込み 基本料金に込み
ワイモバイル 10分 770円 1,870円
UQモバイル 10分 770円 60分まで 550円 1,870円
OCNモバイルone 10分 935円
トップ3かけ放題 935円
1,430円
BIGLOBEモバイル 3分 660円
10分 913円
60分間 660円
90分間 913円
mineo 10分 935円 30分まで 924円
60分まで 1,848円
楽天モバイル アプリで無料
ahamo 5分 基本料金に込み 1,100円
povo 5分 550円 1,650円
Linemo 5分 550円 1,650円

ワイモバイルでは以前基本料金に無料通話が込みになっていましたが、今回分離され、必要な方のみ加入できるようになりました。

10分かけ放題を比較すると他の格安SIMのほうがやや安いケースが多いですね。しかし完全かけ放題は意外と用意されていない会社もあります。通話する量にもよると思うのですが、月額1,870円はUQモバイルと並んで他の格安SIM会社より高いですね。

また大手の新料金プランでは5分通話ですが、格安SIM会社では10分間かけ放題が目立っています。

ワイモバイルの定額通話サービスの特徴は

  • 完全(回数時間無制限)かけ放題がある
  • 10分かけ放題が比較的安い
  • 大手の5分通話の倍の長さ

という点が挙げられます。

端末価格の比較

端末保証

端末代の割引は、法律で20,000円までと定められました。そのためドコモ・au・ソフトバンクでも昔のように実質ゼロ円などの料金は不可能で、全体的に上がったことが分かります。

ドコモ・au・ソフトバンクは端末代を大幅割り引きして、既存顧客から高い通信費を取るというシステムがありましたが、それでは通信料金が安い格安SIM会社は歯が立たなかったのです。しかし大幅割り引きが禁止されたことによってワイモバイルや他の格安SIM会社などが同じ土俵で勝負できるようになりました。

従ってワイモバイルも同じく端末価格の割引は2万円まで、大手より端末代が割高ということがなくなりました

ワイモバイルの「シンプル」は安い

通信費の節約

ここまで見てきていかがだったでしょうか?

以前はワイモバイルも格安SIM会社と比べると割高でしたが、現在では新料金プランとして、ぐっと料金が値下げされ、さらに家族で乗り換えるなど条件が揃えば決して割高ではなくなり、むしろ安いケースもでてきています

  • 料金体系が大幅値下げされた
  • プランが分かりやすくずっと料金が上がらない
  • 自分に合ったギガ数が選べるので料金を無駄にしなくて済む
  • 通話が分離されたことで基本料金が安くなった
  • スマホは端末割引で安く買える※オンラインのみ

といった点から、コストパフォーマンス・バランスの良い携帯電話会社ということができるのではないでしょうか?

ドコモ・au・ソフトバンクからワイモバイルに乗り換えれば、家族で年間10万円の料金節約も可能です。

新料金プランが出揃った今2021年が、通信料金を下げるチャンスです!
ぜひ乗り換えを検討してみてください。

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