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ワイモバイルの仕様を詳しく解説

このページでは、ワイモバイルの料金プランやギガ数、手数料、機能や速度、サポートなどを詳しく徹底解説します。

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ワイモバイルの5つの特徴

ワイモバイルをごくざっくり解説すると、次の5つのポイントにつきるということが分かります。

  • いつでも速い
  • 通話品質がよい
  • 価格が安い
  • 分かりやすい
  • サポートが手厚い

いつでも速い

ワイモバイルはいつでもデータ通信が高速です。それはソフトバンクの電波を使っているためで、大手キャリアの通信と遜色のない速さです。

お昼頃や通勤時など混雑する時間帯もさくさくつながりストレスを感じず、平均的な速度も高くて時間ごとのばらつきもありません。つながりやすさ(エリア)はソフトバンクと全く同じです。

他の格安SIMでは、少ない回線数を多くのユーザで共用するので混雑すれば遅くなるのが宿命です。

通話品質がよい

通話関連は見落としがちですがとても大切です。ワイモバイルはソフトバンクと同じ電波を使っているので、通話品質がよいです。それは携帯電話の本来の方式を使っているためです(回線交換式)。

そしてかけ放題や定額通話を使って電話する際も、同じ全く品質が落ちません

通常格安SIMでは、かけ放題などに加入した場合、アプリからプレフィックスをつけてかけるタイプになり、これは一部でインターネット回線を使うのでIP電話のような品質になってしまうことがあります(パケット交換式)。

料金プランが安い

品質が高ければ高いと思いきや、ワイモバイルはドコモやau、ソフトバンクより大幅に安く使うことができます。

一例を挙げると月々3GBで2,178円、15GBで3,278円、25GBで4,158円が1人で契約したときの基本料金です。しかし2人以上で使ったり光割を使うと月々3GBで990円、15GBで2,090円、25GBで2,970円とさらに安くなります。

3つの料金プランが用意されているので、多く使う人もあまり使わない人も自分の必要な分だけのギガ数で契約できます。

分かりやすい

ドコモ・au・ソフトバンクの大手キャリアのプランはプランや割引が複雑で理解しづらいです。しかしワイモバイルはプランは1個(ギガ数は3GB、15GB、25GBの3つがあり)とシンプル。

途中で値上がりしたりせず1年、2年、3年、4年~ずっと同じ基本料金です。また基本料金が安くなったことで割引の数も少なくなり分かりやすく実際の料金を計算しやすくなっています。

そして定期契約の仕組みがなくなりました。2年縛りなど最低利用期限や違約金も撤廃され、更新月や満了月は何ヶ月目といったわかりにくさや、複雑な計算が要らなくなりました。

サポートが手厚い

ワイモバイルはオンラインだけのSIM会社ではありません。

全国に店舗(ショップ)が1,000以上、取扱店は4,000カ所以上あり、契約や相談、質問、故障時の対応などがショップで行えます。これは格安SIMにはなかなかできないサポートです。

またオンラインがよいという方には、オンラインショップがあり、電話やチャット、メールでのサポートにも応じているので、対面が苦手な方でも気軽に契約できます。

以上ざっくりワイモバイルの特徴をみてきましたが、次はいよいよ細かいところに突っ込んでいきましょう。

料金プラン

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シンプルS/M/L

ワイモバイル 新料金プラン シンプルプラン

スマホ用の料金プランは「シンプルプラン」といいます。以前はいくつかあったのですが、一番安くて分かりやすいプランのみになりました。

料金プランは以下のようになっています。

ワイモバイルの料金プラン
月額 1回線目
シンプルS(3GB) 2,178円
シンプルM(15GB) 3,278円
シンプルL(25GB) 4,158円

※税込み

1年目、2年、3年、4年後とずっと同じ料金です。

シンプルプランでは基本料金と電話料金は別になっています。基本料金+使った分だけの電話代がかかります。通話が多い場合は定額通話オプションに加入できます。

2回線目以降がお得

シンプルプランでは家族割が大幅に強化されました。上の表は1人目の契約時の価格ですが、2人目以降を契約することで、2回線目~10回線目まで、月々それぞれ1,188円安くなります。その場合の価格は以下の様になっています。

また光セット割り引きもあり光とセットで契約すると、スマホ料金が毎月1,188円お得になります。ただし家族割と光割は併用はできず、どちらか1つのみ適用できます。

家族割引
家族割引 2回線目~10回線目 毎月1,188円引き

※2、3、4年後もずっと同じ額が割引されます。

光セット割引
光セット割 ソフトバンクAirやソフトバンク光を契約している場合 毎月1,188円引き
2回線目(家族割引かおうち割を適用した場合)
シンプルS(3GB) 990円
シンプルM(15GB) 2,090円
シンプルL(25GB) 2,970円

※税込み

なお、ワイモバイルでは家族でギガ数をシェアするシェアプランなどはなく、その代わり家族割引がお得になっています。

速度と5G対応

22時02分

混雑時もつながりやすい

ワイモバイルは混雑時も速度が落ちないことが最大の特徴です。格安SIMでは少ない回線をみんなでシェアしているので、混雑するときはどうしても遅くなりますが、ワイモバイルはソフトバンクの回線をそのまま使っているので、お昼頃や通勤時の速度低下がありません。

格安SIMでは特に速度低下が顕著なお昼時では、300kbpsのような速度に低下することが多いです。こうなると高速モードを使い切って制限速度モードになったような感じです。ヤフーのトップページも表示できないようなことになり、非常にストレスです。

格安SIMもいつも遅いわけではなく、深夜4時などには15Mpbsなどの速さが出ますが、使わない時間にサクサク繋がっても意味はありません。一日を通していつでも平均的に速く、みんなが使いたい時こそ、ちゃんと速く繋がるのがワイモバイルのメリットです。

5G通信サービス

いよいよ4G(LTE)より高速な5G通信サービスが目前に迫ってきました。ワイモバイルでは2021年2月から5Gサービスに対応済み。5G通信ができるスマホとエリアにいれば、超高速なデータ通信が可能です。

ただドコモ・au・ソフトバンクともに5Gのエリアはかなり狭く、都心や地方都市以外は圏外で、ほとんどの方にはしばらくは恩恵がなさそうです。

なお5G対応端末(iPhone12、mini)も発売済みです。

速度規制と制限速度

ワイモバイルではポケットWi-Fiに関しては「通信速度の制御」があり、通信品質およびネットワーク利用の公平性確保のため、一定期間に大量の通信をご利用する一部のお客さまに対して、通信速度の制御を実施する場合があります。という注意書きがあります。スマホ料金のシンプルS/M/Lにはその表記はありませんので、おそらく速度制御はないと思われますが確実ではありません。

これとは別にデータ容量をオーバーしたときに速度が遅くなる「制限速度」はあります。速度制限時はシンプルSで最大300kbps、シンプルMとLで最大1Mbpsです。

速度制限時の速度
シンプルS 最大速度300kbps
シンプルM・L 最大速度1Mbps

高速モードのオンオフと繰り越しの有無

高速モードと繰り越し
高速モードオン・オフ 不可
繰り越し なし

高速データと低速モードを使い分けるための機能がついている格安SIMが多いですが、ワイモバイルではそのようなスイッチには非対応です。常に高速モードのデータを消費します。またデータ容量が余ったとき、翌月に繰り越せる「繰り越し」もありません。余ったデータはその月ごとに消えてしまいます。

高速データ容量チャージ

データ容量チャージ
チャージ代 0.5GB(500MB) 550円

高速データを使い切ってしまい、その後も高速で使いたい場合は、データ容量チャージが必要です。チャージ価格は0.5GBで550円、マイページで購入して自分で注ぎ足しの操作を必要があります。通常の格安SIMでは容量を購入すれば操作無しで速くなるため、その点はデメリットです。

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電話・メール

基本料金

シンプルプランでは基本料金に通話代は入っておらず、通話代は別にかかります。

通話料金
通話料 30秒20円

となっていて、通常の携帯電話会社の料金と同じです。

定額通話オプション

ワイモバイルでは無料通話が標準ではついていません。電話が多い方ではこの料金だと、通話代が高くなります。そのため定額通話オプションが用意されています。定額通話は以下の2通りあります。

定額通話オプション(税込み)
だれとでも定額 10分間・回数無制限 770円
スーパーだれとでも定額 時間と回数無制限 1,870円

定額通話オプションに加入すれば、オプション料金だけで電話が使い放題で、それぞれ10分間を回数無制限、完全かけ放題での通話ができます。

音質やアプリの必要性

他の格安SIMと異なりワイモバイルは通話品質がよいです。ソフトバンクの電話回線をそのまま使っており、ソフトバンクと同じ通話ができます。

ワイモバイルの通話の方式はデフォルトの携帯電話の通話アプリと同じ(回線交換式)ため、インターネットを介するIP電話と異なり、混雑時でもいつかけても切れたり聞こえづらくなったり、タイムラグが発生したりといったトラブルがほぼありません。

また「だれとでも定額」か「スーパーだれとでも定額(s)」では、アプリを通してかける(頭に6桁の番号をつけてかけるプレフィックス式)のではなく、そのまま標準アプリから電話ができます。そのためかけ放題でも高品質でかけることができます。仕事でよく電話する方には非常に重要なポイントです。

留守電機能

ワイモバイルでは留守番電話機能に対応しており、3分までの伝言を30件まで72時間保存します。(件数と保存日数を増やせる有料オプションもあります)標準の留守電機能は月額サービス無料です。ただし利用料金は別にかかります。留守電の再生は1回ごとに11円、プラス30秒11円の再生料が発生します。また留守電を登録する場合も料金がかかり1回22円です。

留守電機能にかかる費用(税込み)
録音料 1回ごとに22円
再生料 1回ごとに11円+30秒11円

なおかけ放題オプションでは留守録を再生、登録する場合の費用は対象外通話になります。

キャリアメール

ワイモバイルのキャリアメール(MMS) 〇〇〇@ymobile.ne.jp 月額無料
Y!mobileメール(PCメール) 〇〇〇@yahoo.ne.jp 月額無料

従来のケータイと同じタイプのメールをキャリアメールといいます。ケータイ同士やパソコンとメールのやりとりができます。ワイモバイルではこのキャリアメールに対応しています。

申し込みは不要でスマホの契約をすれば自動的に@ymobile.ne.jpがつくキャリアメールが付与されます。申し込みは不要で月額料金もかかりません。

キャリアメールは高い信頼性がありますが、他の格安SIMではほぼ非対応です。そのためキャリアメールが必須の方には重要な点だと思います。

またキャリアメールの他にパソコンなどで使える@yahoo.ne.jpも付与されます。そのため、ワイモバイルではMMS(キャリアメール)、PCメールの2種類をもらうことができます

MNP(電話番号引き継ぎ)できるか

これまでドコモ・au・ソフトバンク、その他の格安SIMなどで使ってきた電話番号をそのまま使い続けたい方も多いと思います。ワイモバイルではMNPに対応していて今使っている電話番号をそのまま引き継ぐことができます。

これをMNP(番号ポータビリティー)といい、前の携帯電話会社でMNP予約番号を発行してもらい、それをワイモバイル契約時に入力すればOKです。

機能

ワイモバイルのキャリア決済「ワイモバイルまとめて支払い」

カウントフリー

特定のアプリの通信を無料にしてくれるサービスをカウントフリーといいます。(正確にはデータ消費を使用量としてカウントしないこと)Lineでの通信が無料になったり、その他SNSでの消費が無料になったりと、対象は格安SIM会社で異なります。ワイモバイルではカウントフリーに非対応です。

キャリア決済

ワイモバイルまとめ支払いの上限額
5~12歳未満 2,000円まで
12歳~19歳 20,000円まで
20歳~ 200,000円まで

ドコモ払い、auかんたん決済、ソフトバンクまとめて支払いなど、大手携帯電話会社にはキャリア決済がありました。ワイモバイルでもキャリア決済に対応しており、「ワイモバイルまとめて支払い」のサービスがあります。

ワイモバイルまとめて支払いは、ソフトバンクまとめて支払いと同じ機能です。使いすぎ防止のため、(使用者が)12歳未満は月2,000円まで、満20歳以下は月20,000円まで、20歳以上では月100,000円までとなっています。

Lineの年齢認証

ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドなのでソフトバンクと同じ扱いとなり、LineのID検索に必要な年齢認証に対応しています。格安SIMはほとんどが非対応なので、便利な機能です。

テザリング

ワイモバイルでは月額料金無料でテザリングができます。申し込みも不要でいつでも使えます。ただワイモバイル以外の端末(SIMフリースマホなど)では端末自体がテザリング非対応な場合がありますので注意が必要です。また高速データを使い切ると低速モードになってしまうため、使いすぎには注意が必要です。

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端末の販売

ワイモバイルの取り扱い端末

ワイモバイルでは端末の販売があります。大手キャリアより種類が少ないもののiPhoneとAndroid端末どちらも取り扱っています。販売されている機種は時期によって異なります。

iPhone

ワイモバイルのiPhone

取り扱いのあるiPhone
iPhone 12 92,880円
iPhone 12 mini 79,480円
iPhone SE 39,600円

現在2021年3月時点では、iPhone 12, iPhone 12 mini, iPhone SEの3種類の取り扱いがあります。

Android

ワイモバイルのAndroid端末

取り扱いのあるAndroid端末
Android One S8 18,000円
AQUOS sense4 basic 4,968円
OPPO Reno3 A 8,640円
かんたんスマホ2 13,680円
Xperia 10 II 28,800円
Android one S7 12,240円
Android One S6 5,760円
Xperia 8 20,160円
Android One X5 33,120円

現在2021年3月時点では、9種の取り扱いがあります。

ケータイ・タブレットなど

取り扱いのあるその他の端末
Aquos ケータイ3 18,000円
Simply 10,800円

現在2021年3月時点では、2種のケータイの取り扱いがあります。

上記は通常の取り扱い端末ですが、ワイモバイルではその他、アウトレット品やオンラインセールなどで普段取り扱いがない端末や割引率が高い端末を販売していることがあります。

サポート・サービス

店頭サポートと販売

ワイモバイルはおよそ1,000のワイモバイルショップと4,000を超える取扱店(電器店やソフトバンクショップを含むなど)があり、店頭で見ながらでも契約することができます。

ワイモバイルショップでは端末のサポートを受けられるほか、SIMロックを解除してもらったり端末を下取りしてもらったり、修理を受け付けたりと、色々な手続きが行えます。

コロナの影響もあり来店予約をすることで待ち時間なく利用することができます。格安SIMでは店舗が省略されていてネット上のみでのサポートとなりますが、その点心強いです。

電話サポート

電話サポート
ワイモバイルからかける場合 ワイモバイル以外からかける場合
総合窓口 151番 0570-039-151
各種お手続き窓口 116番 0120-921-156
海外から +81-4-4382-0800

電話でのサポートも行っています。総合窓口(151番)と各種お手続き窓口(116番)で対応しています。料金プランなど各種プランの変更や料金の確認などができます。

総合窓口(151番)は受付時間:9:00~20:00(年中無休)、通話有料となっています。

また各種お手続き窓口(116番)は受付時間:自動音声応答にて24時間受付(年中無休)となっています。

また海外から問い合わせることもできます。その場合日本時間の9:00~20:00(年中無休)の間に+81-4-4382-0800番にかけます。

チャットサポート

電話以外にチャットでのサポートとTwitter(@ymobile_Care)でのサポートがあります。
チャットはふてニャンによる自動応答のほか、解決できない場合はオペレータへの質問も可能です。チャット相談のメリットは電話と同じように会話形式で進められることです。

契約前、契約中どちらも対応しています。電話と異なり費用は無料です。

故障時の対応

ワイモバイルではショップで故障時の対応修理受付、長期代品貸出、修理返却、長期代品返却)しています。オンラインで購入した端末ももちろん店頭で修理を受け付けます。

代替機の貸し出しがあるため、修理に時間がかかる場合も安心です。修理の他、水没など修理できない状態の端末は、有料ですが新品同様との取り替えやユーザ価格(廉価)での購入が可能です。

故障時の費用は故障安心パックプラスなどオプションに加入しているか、していないかで価格が異なります。修理の受付時には本人確認書類と保証書、壊れた端末を持っていきます。

iPhoneはワイモバイル店舗では行えず、AppleかApple正規サービスプロバイダに持ち込む必要があります。故障安心パックプラスに加入している場合は、ワイモバイルショップでも修理することができます。

支払い方法

ワイモバイルでは、クレジットカードでの決済ができるほか、口座振替での支払いも可能です。そのためクレジットカードを持っていない方でも安心して契約できます。

ただオンラインショップではクレジットカードのみ受付ですので、口座振替での支払いをしたい方は来店の必要があります。

手数料と縛り

最低利用期間(縛り)

2021年2月に登場したスマホのプランであるシンプルプランは最低利用期間がなくなり、2縛りなどの縛り期間がなくなりました。そのため今後はシンプルS/M/Lを契約した場合、音声SIMであっても違約金や縛り、最低利用期間がなくなります。

また旧プランのスマホベーシックプランでも最低利用期間がなく2年縛りもありません。それ以前のプラン「スマホプラン」などは2年縛りがあり、更新月などの概念も存続しています。ただ違約金が無料になるケースもあります。

スマホプランの解約金が無料になる条件

  • ワイモバイルを継続して2年以上利用しており、「シンプルS/M/L」「スマホベーシックプラン」あるいは「ケータイベーシックプランSS」へ変更申込する場合
  • 機種変更と同時に「シンプルS/M/L」「スマホベーシックプラン」あるいは「ケータイベーシックプランSS」へ変更申込をすること

どちらかに該当すれば、スマホプランの解約金はかからなくなります。

違約金

2年縛りがなくなったことで違約金の概念がなくなりいつ解約や乗り換えをしても違約金(契約解除料)が発生しなくなりました。

ただスマホプランなど、以前のプランを解約したり他社へMNPする場合は10,450円の解約金がかかります。※更新月なら契約解除料なし。

MNP転出料

番号をそのままで他社に乗り換えるMNPをする場合、MNP転出手数料が無料になりました。

事務手数料

オンラインでは契約時の事務手数料は無料です。店頭の場合は3,300円かかります。

様々な手数料の料金

様々な手数料の一覧
契約事務手数料 無料(店頭の場合3,300円)
機種変更手数料 3,300円
MNP転出料 無料
SIMロック解除手数料 無料(店頭の場合3,300円)
USIM再発行手数料 3,300円
電話番号変更手数料 3,300円
名義変更手数料 3,300円
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