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ワイモバイルのAndroid One S7のスペックや料金を解説

このページでは、シャープ製 Android One S7のスペックや便利機能、デメリットや料金を解説、タイプ別おすすめも紹介しています。

※特に断りのない場合、価格表示は税込み価格で記載しています。

Androoid One S7は2019年12月19日にワイモバイルから発売されたAndroid Oneシリーズのスマホで、定価は当時39,600円でした。2021年3月現在、新プラン登場記念セールで14,400円引きの12,240円で販売されています。

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安くても充分スペックのスマホ(概要)

Android One S7

Android One S7はオンラインストアでは1万円台、店頭価格でも26,640円で購入することができ、それほど高いスマホではありません。(発売当時は39,600円でした。)ハイエンド端末とローエンド端末の中間にあたる、いわゆるミドルレンジスマホですね。しかし処理能力もそこそこでゲームなど、バリバリスマホを使う方以外は支障なく使うことができるレベルです。防水やバッテリー容量、急速充電への対応など本体の機能も充分なほど揃っています。

大幅な値引きで安い

ワイモバイルではオンラインで機種を購入するとき割引がありますが、このAndroid One S7も新規またはMNPでSIMを申し込めば、本体が大幅に割引されます。2021.4時点での価格は12,240円と格安スマホのような安さで手に入れることができます。

ワイモバイルではSIMの契約時、スマホもセットで購入するなら端末割り引きがあるオンラインストアがお得ですね。

安心の国産スマホ

Android One S7

最近では以前主流だった格安スマホはHuaweiやASUSでしたが、2021年現在はそれ以外にもたくさんのスマホメーカーが参入しています。その多くは中国が本拠地のいわゆる中華製スマホです。ハードウェアはMade in Chinaでもいいけど、中身(ソフトウェア)まで中国製というのはセキュリティ的にも何かと不安という方もまだまだいらっしゃいます。

一方Android One S7は安心の国産メーカーSHARP(シャープ)のスマホ。国産がゆえ「おサイフケータイ」や「防水機能」「緊急速報 ETWS」に対応しているなど、日本独自の機能にも目が行き届いています。

もう一つ、Android Oneはグーグル謹製のアプリをメインにインストールされ、極力カスタマイズしないで設計されている素のAndroid端末ともいえるスマホです。一定期間のアップデートも保証されていて、セキュリティ的にも安心です。

最低維持費

端末代とワイモバイルのSIMの料金を合わせると、ずばりいくらで使えることができるでしょうか?

端末代は一括・24回分割・36回分割の3種類がありますが、ここでは24回分割払で計算してみましょう。契約方法は新規・au・ドコモ・格安SIMからの乗り換えで計算します。プラン料金は一番安い3GBを設定、機種代は24回払い(510円)です。

MNP乗り換え・新規の場合の合計料金(24回払い・年別)
プラン/内訳 1~2年目
(月額 + 端末代)
3年目以降
月額料金のみ
3GB 24回払い 2,178 + 510円
= 2,688円
2,178円

表の1~2年目というのは24回分割払が終わるまでの月々の料金です。3年目以降は分割払がなくなるので3GBのプラン料金のみになります。

つまり端末代支払中は2,688円、終了後は2,178円で維持できるということになりますね。

Android One S7の機能・できること

基本スペック表

Android One S7
メーカー シャープ
発売日 2019年12月19日
OS Android 11
CPU SnapDragon 630(オクタコア)2.2GHz + 1.8GHz
メモリ(RAM) 3GB
ストレージ
(ROM)
32GB
バッテリー 4,000mAh
急速充電 〇(PD対応)
画面サイズ 5.5インチ
IGZO
解像度 2,160×1,080(フルHD+)
メインカメラ 約1,200万画素
サブカメラ 約800万画素
ドコモ/au/
ソフトバンク
◎/△/◎
SIM (DSDV) nano-SIM×1 (×)
外部メモリ micro SDXC 512GB
USB端子 Type-C
防水/防塵 IPX5,IPX8 / IP6X
NFC
生体認証 ×
その他
サイズ 147 × 70 × 8.9mm
重さ 約167g
カラー カッパー/シルバー/ブラック
発売時価格 39,600円

バッテリー持ちがいい

Android One S7には4,000mAhのバッテリーが搭載されています。まだまだ3,000mAh前半の端末も多い中、4,000mAhと大容量を搭載しておりバッテリー持ちがよくなっています。そしてディスプレイに低消費電力のIGZO画面を採用しており、通常画面のスマホよりバッテリーを節約できています。

大容量バッテリーで気になるのは充電速度です。S7ではPD(Power Delivery)急速充電に対応しており、20から80%までの充電なら1時間程度で充電できるようになっています。

鮮やかなIGZO画面と多機能カメラ

Android One S7

手にしたとき気づくのが画面の美しさです。IGZO画面なので普通の画面よりクリアで発色がよいのですね。画面の比率も縦長すぎず5.5インチのちょうど手に取れるサイズです。

暗い所でも明るく撮れる、明るさを自動検知して調節してくれるHDR撮影、背景ぼかし写真が撮れるポートレートの3つの機能を搭載。暗い所での手ぶれ防止機能や被写体ぶれ補正にも対応したProPix2を搭載しています。

防水・耐衝撃性で強い

Android One S7

Android One S7は防水仕様でIPX5,IPX8に対応、防塵機能でIP6Xに対応しています。IPに続く数字が大きいほど性能が上で、水に沈めても浸水しない、あらゆる方向から水しぶきを吹きかけても中に水が入らないことを表しています。防塵機能は75μmの微粒子を実験装置で8時間吹きかけても、中に塵が侵入しない試験をクリアしています。

この試験はあくまで水の場合で、熱湯や消毒液(エタノールなど)などに沈めることは想定外です。消毒する際はエタノールを染みこませたティッシュで拭く程度にとどめておいた方が安全です。

また落下などどのくらい衝撃に強いかという指標にMIL規格がありますが、Android One S7は19項目をクリアしており、うっかり落としてしまっても壊れにくい性能をもっています。

CPU性能が向上

Android One S7

Android One S7にはQualcomm Snapdragon 630を搭載。従来機Android One S5よりCPU性能、グラフィック機能(画面処理能力)がアップしています。またメモリの読み込み速度も上がっています。

アップデート保証

Android One S7

Android One シリーズでは、36ヶ月間にわたる毎月のセキュリティアップデートと、24ヶ月間に最低1回以上のOSバージョンアップが保証されています。買ったはいいけれどすぐサポートが切れてセキュリティ的に古くなって使えない、アップデートがなかなかこないなどの心配がありません。

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S7のデメリット

Android One S7にはデメリットもあります。一つ一つチェックしていきましょう。

指紋認証が非搭載

とても残念なところが、指紋認証を搭載していないことです。最近のスマホは指紋認証か顔面認証ができるものが多いですが、指紋認証・顔面認証共に非搭載です。慣れると快適な指紋認証、最近はマスクを付けている場合が多く顔面認証がきついです。この機能がないことで諦めざるを得ない方も多いでしょう。

5G通信に非対応

2019年12月に発売された端末で、まだ5G通信に対応していません。まだ1~2年先までは5Gサービスのエリアが狭く、それほど問題にはなりません。ですが3~4年経過後は5G対応端末への買い換えが必要になりそうです。

メモリとストレージが少なめ

メモリ(RAM)が3GB、ストレージ(ROM)が32GBです。現在はRAMが4GB、ROMが64GBが主流ですので、アプリをたんさん起動する方にはやや足りないかもしれません。ただ通話、ネットとライン、カメラをメインにする方なら充分なスペックです。ストレージはSDカード(microSDカード最大512GB)で増やすことができるので、写真をたくさん撮るという方も問題ありません。

やや厚みがある

Android One S7

S7は縦横サイズは普通の大きさですが、持ったときなんとなく厚みを感じます。スペック表での記載は8.9mmと、最近のスマホよりやや厚めですね。これは4,000mAhの大容量バッテリーを搭載していることと、落としても壊れにくい作り(耐衝撃性を備えている)になっているためと思われます。

S7の仕様と機能

以下は紹介できなかった細かな機能です。

おサイフケータイやNFCを搭載しています。

濡れた手でも操作できる
Android One S7

前述のようにS7は防水性がありますが、濡れた手でも画面が操作しやすく誤動作しにくくなっています。

対応周波数(バンド)

まずAndroid One S7はどのバンドに対応しているでしょうか?

ソフトバンク(Y!mobile)の対応バンド
3G回線(W-CDMA)
Band I (2.1GHz)
Band VIII (900MHz)
4G回線(LTE)
Band 1 (2.1GHz)
Band 3 (1.7GHz)
Band 8 (900MHz)
Band 11 (1.5GHz) ×
Band 28 (700MHz)
Band 41 (2.5GHz)
Band 42 (3.5GHz) ×
ソフトバンクで問題無く使えるか

※赤は必須バンド(必須バンドに対応していれば問題無く使える)

ドコモの対応バンド
3G回線(W-CDMA)
Band 1 (2.1GHz)
Band 6 (800MHz)
Band 19 (800MHz)
4G回線(LTE)
Band 1 (2.1GHz)
Band 3 (1.7GHz)
Band 19 (800MHz)
Band 21 (1.5GHz) ×
Band 28 (700MHz)
Band 42 (3.5GHz) ×
ドコモで問題無く使えるか

※赤は必須バンド(必須バンドに対応していれば問題無く使える)

auの対応バンド
4G回線(LTE)
Band 1 (2.1GHz)
Band 11 (1.7GHz) ×
Band 18/26 (800MHz) 〇/×
Band 28 (700MHz)
Band 42 (3.5GHz) ×
通話の対応
au VoLTE 不明
auで問題無く使えるか データ通信はできるが通話は不明

※赤は必須バンド(必須バンドに対応していれば問題無く使える)

ドコモやauで使える?

図のようになっているため、ワイモバイルだけでなく、ソフトバンクやドコモやドコモ系格安SIMでも使うことができます。またauに関してはバンドが対応しておりデータ通信はできます。しかしau VoLTE(通話に必須の機能)に対応しているか記載がないため、通話ができるか分かりません。ただUQモバイルの動作確認済み端末にAndroid One S7が載っているので、おそらく使えると思いますが、確実ではないため乗り換え時は乗り換え先の格安SIMで使えるかチェックしていただきたいと思います。

DSDVは対応?

Android One S7はシングルSIMの端末です。そのためDSDS、DSDVには非対応です。

SIMロックの有無と解除

Android One S7に限らずワイモバイルの販売するスマホにはSIMロックがかかっています。そのためドコモやauはもちろんのこと、ソフトバンクですらそのままでは使うことができません。ワイモバイル以外のSIMを使うにはSIMロックの解除が必須になります。

2015年5月以降に販売された端末はSIMロック解除機能が搭載されています。そのため自分でSIMロックの解除手続きをすることができます。ワイモバイルの契約がある方は、マイページから簡単にSIMロック解除コードを発行でき、端末にそのコードを入力することでSIMロックの解除が可能です。

中古端末を入手したなど、ワイモバイルの契約を行っていない場合は、ワイモバイルショップでのみ対応しています。(SIMロック解除手数料3,300円)

充電器は別売

Android One S7は元箱、簡易のマニュアルそして本体のみの販売です。充電器やケーブルは付いていません。対応しているUSB端子はType-C USBなので、充電ケーブルをお持ちでない方は別途購入する必要があります。

他のAndroid Oneとの比較

Android One S7はS5の後継機種です。

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月額料金と端末代

月額基本料 シンプルS/M/L

ワイモバイルでは、スマートフォン用の提供プランはシンプルS/M/Lといい、それぞれ3GB・15GB・25GBの契約になります。シンプルプランの基本料金には通話代は含まれず、別途使った分だけかかります。

シンプルプランの特徴は、2回線以上契約すると1回線の時より月々1,188円お得、ソフトバンク光・Airを契約していると月々1,188円お得になる。混雑時も速度が遅くなりにくい、完全かけ放題があり通話品質がよい、オンラインで契約するとスマホ代が割引になるなどです。

基本料金は以下の表になります。

ワイモバイルのシンプルS/M/Lプランの料金(1回線目)
シンプルプラン 料金
3GB(S) 2,178円
15GB(M) 3,278円
25GB(L) 4,158円
ワイモバイルのシンプルS/M/Lプランの料金(2~10回線目)
シンプルプラン 料金
3GB(S) 990円
15GB(M) 2,090円
25GB(L) 2,970円

※税込み

通話代

基本の通話料金は以下の表になります。

通話料金
通話料 30秒22円

任意で定額通話オプションに加入できます。

Yモバイルのかけ放題オプション
10分かけ放題 月額770円
完全かけ放題 月額1,870円

端末代

実はワイモバイルでは端末料金が契約の仕方によって異なります。オンラインでSIMとセットで端末を購入する場合、端末割り引きがあるのですが、正確には、「新規契約とau・ドコモ・格安SIMからの乗り換えの方」は大きく割り引かれますが、「ソフトバンク系から乗り換えた方」だけ割引が小さいです。

ワイモバイルが元々はソフトバンク運営の格安SIMだからなのですね、こればかりは残念ですが仕方ないです。。

Android One S7の場合は以下の料金表になります。

購入方法別の端末料金
S7
定価(店頭価格) 26,640円
新規契約 12,240円
MNP乗り換え(ドコモ・au・格安SIM) 12,240円
MNP乗り換え(ソフトバンク系) 26,640円
機種変更 19,440円

※2021.3現在の価格 

ちなみに店頭では定価で販売され割引がありません。

料金シミュレーション

実際に乗り換え元ごとに料金をシミュレーションしてみます。

ドコモ・au・新規

端末代は一括で12,240円です。1~3年目の料金は以下の様になります。

新規・ドコモ・au・格安SIMからの乗り換え時の端末料金
一括払い 12,240円
24回払い 510円
36回払い 340円
MNP乗り換え・新規の場合の合計料金(24回払い・年別)
プラン/内訳 1~2年目
(月額 + 端末代)
3年目以降
月額料金のみ
3GB 2,178 + 510円
= 2,688円
2,178円
15GB 3,278 + 510円
= 3,788円
3,278円
25GB 4,158 + 510円
= 4,668円
4,158円

ソフトバンク系

端末代は一括で26,640円です。1~3年目の料金は以下の様になります。

ソフトバンク系からの乗り換え時の端末料金
一括払い 26,640円
24回払い 1,110円
36回払い 740円
ソフトバンク系からの乗り換えの場合の合計料金(24回払い・年別)
プラン/内訳 1~2年目
(月額 + 端末代)
3年目以降
月額料金のみ
3GB 2,178 + 1,100円
= 3,288円
2,178円
15GB 3,278 + 1,100円
= 4,378円
3,278円
25GB 4,158 + 1,100円
= 5,258円
4,158円

※ソフトバンク系には、ソフトバンクだけでなく、LINEモバイルなどソフトバンク系格安SIMも含まれます。

タイプ別おすすめ

  • 最初の一台なら(初心者)・・・十分すぎるスペックです。Android OneシリーズはGoogle本来のAndroid端末の姿をしているので、iPhoneになれている方のAndroid端末操作の練習にも最適です。
  • ある程度使いこなせる(ミドル)・・・ある程度使いこなせる方にもちょうど良いスペックです。ワイモバイルで買うと安いですが、本来はミドルレンジスマホですので、メモリをたくさん使うゲームなどをしないのであれば、快適に使えます。生活に役立つ防水や耐衝撃性を備えているので、多少荒い使い方をしても安心です。
  • バリバリ使うなら(ハイエンド)・・・性能が不足するかもしれません。Snapdragon 630が搭載されており、メモリ(RAM)が3GB、ストレージ(ROM)が32GBと少し心細いです。

おすすめできない方

  • 指紋認証や顔面認証が必要な方
  • ハイスペックなスマホを求めている方
  • スリムなボディの端末を使いたい方
  • 防水やおサイフケータイなどの機能など要らない代わりに、とにかく安い端末がよいという方

おすすめできる方

  • ネットやライン、その他アプリを普通に使えればいいという方
  • 画面ロックはパスワードが安心という方
  • おサイフケータイやNFCが必要な方
  • スマホをよく壊したり濡らしたりしてしまう方
  • 中国製スマホには不安を持っている方
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