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AQUOS sense4を実機レビュー!細かい感想や便利な設定を紹介

このページでは、2021年春大人気のAQUOS sense4(SH-M15)のSIMフリー版を実機レビュー、細かい感想や設定すると便利な項目や外観、SIM周りなど、メリット・デメリットを包み隠さずお伝えします。

※特に断りがない場合、税込みで記載しています。

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開封の儀!外観をチェック

SIMフリー版のAQUOS sense4(SH-M15)が到着しました。前もってレビューや評判、スペックをつぶさにチェックして購入しても、やはり触ってみないと分からないのがスマホ。これから色々とチェックしたり実験したりしてみたいと思います。

SIMフリー版の元箱は真っ白でやや光沢があります。

元箱の裏側

写真を撮る前に開けてしまっていたのでビニールがくしゃっとなっていますが、元はきれいでした。

同梱物はPD対応の急速充電器のみ、フィルムや透明ケース(TPUケース)はついていないです。

このACアダプタはSH-AC05という型番なのですが、人気でフリマなどではそれなりの価格で出品されています。

拡大写真、5V/3A, 7V/3A, 9V/3A, 12V/2.25Aの4種類に対応しています。型番は異なりますが、仕様はドコモやAUの純正Type-C PD(Power Delivery)対応急速充電器と同じだとか。

がっつり映り込んでいますね(汗)

裏面、3眼カメラです。

充電口は下部についています。

手前から音量ボタン、アシストボタン、電源ボタンです。

イヤホンジャックは上部についています。

SIMトレイはカメラと反対の方についています。

SIMフリー版はDSDV対応でnano-SIM2枚か、SDカード1枚+SIM1枚入ります。

続いて中身です。Simplicityの背景にしていますが、IGZO画面のためか発色がいいですね。

時間表示は左、バッテリー表示は右、その横がSIMのステータス、Wi-Fiと続きます。

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良かった機能のレビュー

バッテリーの持ち(Battery Mix)

電池容量が大きくても消費が多いスマホは電池の持ちが悪いです。スペック的にはよくても使ってみないと分からないという点ですが、管理人は端末を購入した際には必ず実際の持ち具合を調べるようにしています。

方法はまずバッテリーアプリのBattery Mixをいれて、画面表示をずっとオンにさせることができるScreen Onというアプリで連続点灯(最高輝度)にしてその点灯時間を計測しています。

その結果、AQUOS sense4はおよそ10時間画面を点灯させられることを確認、通常のスマホは5~6時間なのでかなりバッテリ持ちが良い結果となりました。

バッテリの質がよい(AccuBattery)

新品でもバッテリーの容量が足りないスマホ端末もあります。そこで電池の量を正確に計れるAccubatteryで、健康度を測定、97%と高品質を表しています。※4,570mAhがメーカースペック、実測が4,448mAhの結果

充電速度が速い

大容量バッテリーを搭載しているほど気になるのが充電速度。今回付属のPD対応急速充電器で充電したところ、21%残量から95%に充電するのに1.5時間程度でした。バッテリー寿命を延ばすには、20~80%程度の充電を繰り返すとよいと言われているので、その場合は1時間くらいみればよさそうです。

LED通知ランプがある


最近通知ランプを搭載していない端末が増えてきましたね。人によるかと思いますが、無いと不便なことも多いです。AQUOS sense4はLED通知ランプを搭載しているので、充電時の充電具合やLineやメールの通知がひと目で分かります。

水濡れOK

未実験

画面がきれい

スペックで確認済みかもしれませんが、やはり画面がIGZOなので発色が良いです。太陽光線下でも見やすく、横から見てもディスプレイの表示を確認しやすく便利です。それゆえのぞき見が気になりますが、のぞき見防止スクリーン表示もできるので、気になる場合はONにしても良いと思います。

充電時も発熱少なめ

充電時の発熱は弱く、古い時代のXperiaシリーズのようにアツアツになってしまうことはないようです。

DSDVで2枚挿し

SIMフリー版の特徴の一つが、SIMを2枚挿して同時に待受できるDSDVに対応していることです。格安SIMが普及している時代、SIMを2枚持っていて2台持ちが面倒なケースも多いですが、AQUOS sense4なら大丈夫ですね。またドコモ版はSIMが1枚しか入りませんので、ご注意下さい。

最新アップデート対応

2021.4の現状では最新のアップデートが来ており、セキュリティパッチレベルは2021年3月1日となっており最新版が当たっています。またシステムアップデートも2021年3月1日で、Androidバージョンは11です。

ドコモ・au・ソフトバンクに対応

手元にあったドコモとソフトバンク(ワイモバイル)、楽天モバイルのSIMはデータ通信、通話、SMSの正常動作を確認済み。auのSIMを持ち合わせておらず、検証できていないのですが、garumaxさんのページによるとauの動作も確認済みとのことです。

対応周波数(バンド)

ソフトバンク(Y!mobile)の対応バンド
3G回線(W-CDMA)
Band I (2.1GHz)
Band VIII (900MHz)
ソフトバンクで問題無く使えるか
4G回線(LTE)
Band 1 (2.1GHz)
Band 3 (1.7GHz)
Band 8 (900MHz)
Band 11 (1.5GHz) ×
Band 28 (700MHz) ×
Band 41 (2.5GHz)
Band 42 (3.5GHz) ×
ソフトバンクで問題無く使えるか

※赤は必須バンド(必須バンドに対応していれば問題無く使える)

ドコモの対応バンド
3G回線(W-CDMA)
Band 1 (2.1GHz)
Band 6 (800MHz)
Band 19 (800MHz)
4G回線(LTE)
Band 1 (2.1GHz)
Band 3 (1.7GHz)
Band 19 (800MHz)
Band 21 (1.5GHz) ×
Band 28 (700MHz) ×
Band 42 (3.5GHz) ×
ドコモで問題無く使えるか
問題なし

※赤は必須バンド(必須バンドに対応していれば問題無く使える)

auの対応バンド
4G回線(LTE)
Band 1 (2.1GHz)
Band 11 (1.7GHz) ×
Band 18/26 (800MHz) 〇/×
Band 28 (700MHz)
Band 42 (3.5GHz) ×
通話の対応
au VoLTE
auで問題無く使えるか
問題なし

※赤は必須バンド(必須バンドに対応していれば問題無く使える)

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残念だった所をレビュー

やはり残念なところ、ここが改善できていればいいのにという点もありました。

電源ボタンの位置が..

電源ボタンが微妙なところにあります。その上にアシストボタンがついていて、それが通常のスマホの電源ボタンの位置なので、押し間違いが非常に多いです。アシスト機能を使う方には便利なのだと思いますが、せめて逆にしてくれれば良かったのにと思いました。

モバイルデータ通信アイコンがない


画面上部のクイックアクセスの所に、なんとモバイルデータ通信のオンオフの項目がありません。わざわざ設定画面からたどっていかないといけないのでかなり面倒です。後にウィジェットからショートカットを作れば良いと分かりましたが、それでもやや面倒です。

SIMトレイが壊れそう

シャープの端末に多いですが、SIMトレーのつまみ部分がガクガクして壊れそうな手触りです。ピンを使わなくても開けられるという点はよいですが、もうちょっと強靱な仕様にしてくれないかなと。SIMトレーもSIMが飛び出しそうになって、出し入れには細心の注意を払わないといけません。

やや重い

ケース無しで176gとやや重いです。これにケースとガラスフィルムをつけると200gを超えてしまいます。バッテリー容量が多いので仕方ないと思いますが、むしろ4,570mAhで176gに抑えられるのはすごいかもしれません。

カメラが出っ張っている

カメラがやや出っ張っているのが気になります。カメラはフィルムなどを貼れないので、傷が付きやすく、もう少し凹んでいればよかったと思いましたが仕方ないですね。

スペックを確認

ここでスペック表を確認してみたいと思います。

基本スペック表

AQUOS sense4 (SH-M15)
メーカー シャープ
発売日 2020年11月19日
OS Android 11
CPU Snapdragon™ 720G (オクタコア)2.3GHz+1.8GHz
メモリ(RAM) 4GB
ストレージ
(ROM)
64GB
バッテリー 4,570mAh
急速充電/充電時間 〇(PD対応)/150分
画面サイズ 5.8インチ
IGZO
解像度 2,280×1,080(フルHD+)
メインカメラ 約1,200万画素 + 約1,200万画素 + 約800万画素
サブカメラ 約800万画素
ドコモ/au/
ソフトバンク
◎/◎/◎
SIM (DSDV) nano-SIM × 2(〇)
外部メモリ micro SDXC 1TB
USB端子 Type-C
防水/防塵 IPX5・IPX8/IP6X
NFC
生体認証 指紋・顔面認証
その他 耐衝撃性MIL-STD-810G適合、おサイフケータイ、NFC
サイズ 約148 × 71 × 8.9mm
重さ 約177g
カラー ライトカッパー/シルバー/ブラック
実勢価格 32,500円

ベンチマークの結果は?

Geek Bench5の結果、シングルコアが548、マルチコアが1629と出ています。参考までにp30 liteが326の1219、Reno3 Aが311の1351、AQUOS sense3 basicが177の988、Pixel 4aが590の1603となっています。

設定すると便利な機能

スクリーンショット


スクリーンショットは電源ボタン+音量下げボタンで撮ることもできますが、長押ししないといけない上に電源をオフにしてしまいやすいです。しかし設定画面からAQUOS便利機能とすすみClip Nowの項目をオンにすると、スクリーンの角から中央になぞるだけで簡単にショットできます。

3ボタン機能(ナビゲーション)


アクオスやAndroid Oneではナビゲーションが下からのスワイプになっていますが、3ボタン方式に慣れている方も多いと思います。その場合は、設定項目からナビゲーションと検索し、システムナビゲーションを「3ボタンナビゲーション」にするだけで、戻るボタンやホームボタンが復活します。

検索バーを消す


こちらもアクオスでよくあるGoogleの検索バーですが、アイコンを配置したい方もいると思います。その場合はホーム画面で長押ししホームの設定を出してGoogle検索の表示をオフにすれば大丈夫です。

アシスタントをオフにする


アシスタントが不要なのに間違えて起動してしまってうるさいこともあります。その場合はアシスタントで検索し、アシスタントキーをオフにすれば、誤ってボタンを押してもアシスタントが起動しないようになります。

持ち上げると画面がつく

デフォルトでは、端末を持ち上げると画面がオンになります。こちらもAQUOS便利機能のひとつなのですが、慣れない方もいると思います。オフにする方法は、「設定」の「AQUOS便利機能」の中の「自動画面点灯」で設定できます。

その他関連商品との違い

ドコモ版(SH-41A)との違い

※違う点のみ掲載

  • DSDV仕様がシングルSIM仕様になっている(SIMの2枚挿しができない)
  • SIMロックがかかっている
  • LTEバンド17・18・41に非対応

sense4 basicとの違い

※違う点のみ掲載

  • ROMが4GBではなく3GBに減っている
  • DSDV仕様がシングルSIM仕様になっている(SIMの2枚挿しができない)
  • 176gと1g軽い
  • 1200万画素+800万画素の2眼カメラ仕様
  • 指紋認証ができない

sense4 liteとの違い

※違う点のみ掲載

  • nano-SIMとesIMでのDSDV仕様
  • 176gと1g軽い
  • 1200万画素+800万画素の2眼カメラ仕様

注意点

AQUOS sense4では、充電アダプターと充電コードは付属するのですが、画面フィルムやカバーは付いていないので、必要な方は別に購入する必要があります。

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