ワイモバイルのスマホ対応エリアドコモやauと比べて繋がりにくいのか解説します
yモバイルの通信エリアは
ワイモバイルのエリアはソフトバンクと同じ
ワイモバイルはの回線はSoftbank回線を使っています。そのためSoftbank回線が繋がる地域であればワイモバイルもつながります。逆にソフトバンクの電波が入らないところは、ワイモバイルもつながりません。
ソフトバンク回線には大きく分けて2つの種類があります。一つは4G回線、もう一つは3G回線です。
4G 回線は最近どんどんエリアを拡大している高速で通信できる回線、3G回線は以前から提供されている一世代前の通信サービスで、カバーしている範囲は広いですが、速度が遅いという特徴があります。実際に対応エリアを見てみましょう。
yモバイルのエリアを検索するとソフトバンクの公式サイトに飛びます。そこで神奈川県を例に対応している回線を見てみます。赤いところはSoftbankの4G回線を利用できるところ、紫色のところはソフトバンクの3G回線を利用できるところです。
ぱっと見渡すと都市部はほとんど4G回線に対応していますが、山間部など郊外エリアの一部で4G回線が使えないところがあることがわかります。
現在Softbankを使っている方はワイモバイルに乗り換えてもそのまま問題なく通信ができます。しかし今docomo、auを使っている方はyモバイルのエリアマップを検索して、自分の住んでいる地域に対応しているかチェックしておく必要があります。
ただ、自分の地域が4G回線に対応しているので、乗り換えても高速で通信ができる、というわけではありません。実は対応している地域でも通信できないことがあります。
端末ごとに対応周波数(バンド)が違っている
実はエリア検索で電波が届いている地域でも、使っている端末によっては電波が拾えないことがあります。それは端末ごとに拾える電波の種類が違うからです。
ワイモバイルの対応周波数バンド
Band1 2.1Ghz ※必須 |
全国をカバー |
---|---|
Band3 1.7Ghz |
東名阪の範囲のみ |
Band8 900Mhz ※必須 |
プラチナバンド(山間部などでもつながりやすい) |
Band11 2.5Ghz |
AXGP対応(一部地域で高速通信) |
この表を見てください。これはワイモバイルの対応している周波数を表しています。端末がこの周波数に対応していないと電波が届いているところでも、電波をキャッチすることができません。
それでは、使える端末と使えない端末はどうやって見分ければ良いのでしょうか?
ワイモバイルの公式サイトでは端末ごとに対応している周波数帯域を表示しています。ですので自分が使いたい端末がこの表の中にあるかチェックしてみてください。
Android One X1の例
もっともワイモバイルで端末を購入する場合は、ワイモバイルの電波がつかめるようにスマートフォン端末を製造していますのでセットで注文の方は周波数については、全く気にする必要はありません。
他のショップでsimフリー端末を購入したり、ドコモで使っているスマホをワイモバイルでも使いたいという方だけ周波数の対応表をしっかりチェックする必要があります。
まだiPhoneの場合はiPhoneはもともと多くの国の周波数帯域に対応しているので対応周波数について心配する必要はほとんどありません。
つまりワイモバイルのショップで端末を購入する人や、iPhoneを使う人はエリア内に入っていれば繋がると考えて問題ありません。
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ドコモと比べて繋がりにくいの?
ほとんど遜色ない
ソフトバンクワイモバイルの回線はdocomoより電波が繋がりにくい、田舎や郊外に弱いといわれています。実際にはどうなのでしょうか。
ワイモバイルの公式サイトによると2017年6月現在で、回線サービスが利用できる範囲を表している人口カバー率が99%以上、つまり日本にお住まいの方の99%以上がyモバイルの回線を利用できる地域に住んでいます。
これをドコモと比較してみるとドコモの人口カバー率は99%以上、ソフトバンク(ワイモバイル)と全く変わりありません。
以前ソフトバンクワイモバイルの電波が弱いといわれていたのは、LTEの対応地域が狭かったためです。現在はプラチナバンドLTEといわれる、山間部やビルなどの障壁があっても電波が届きやすい900Mhz帯の対応エリアが拡大しており、高速通信できる地域が広くなっています。(2014年3月に比べて2017年3月は人口カバー率が2.3倍に拡大、郊外でも電波が繋がるところが非常に大きくなりました。)
ワイモバイルは人口の99%以上をカバーしているため、山中などを除き、殆どの地域で使えるようになりました。
まとめ
- ワイモバイルはソフトバンクと同じエリア(ソフトバンクの電波が入らないところは使えない)
- 人口カバー率はドコモやauと同じ99%以上
- 契約前にあらかじめ対応エリア検索する
- 端末を持ち込みするなら対応周波数に注意する