このページではワイモバイル自体を解約・MNP転出する方法や費用について解説しています。
※特に断りがない場合は税込み表示になっています。
出会いあれば別れあり、ワイモバイルと契約していてもいつかは解約する日が来るかもしれません。そんなとき、Ymobileを実際に解約する方法と解約にかかる解約金がいくらになるのか解説します。現在は電話だけでなくオンラインでも解約手続きできるようになりました。
※なおこのページではMNPでの乗り換えをメインに取り上げていますが、番号引き継がずに解約したい場合は、MNPの項目を飛ばして読んで下さい。
目次
MNP乗り換えと解約の違い
MNPは番号移行、携帯電話番号ポータビリティの略で、携帯電話会社を乗り換える時にそれまで使っていた電話番号を引き継げる手続きです。
MNP手続きをすることで、ワイモバイルで使っていた電話番号を他社で引き続き使うことができます。
一方解約は、電話番号を引き継がずにSIM回線を解約することです。そうすると今まで使っていた電話番号が使えなくなってしまいます。
MNP乗り換えに必要なもの
- MNP予約番号
- 本人確認書類
- 本人名義のクレジットカードか銀行の口座番号
乗り換え先の格安SIM会社が口座振替に対応している場合は、銀行の口座番号を、クレジットカードのみであればクレジットカード本人名義のものを用意してください。
MNP予約番号はワイモバイルのマイページや電話で取得することができます。
本人確認書類は転出先の会社で提出するもので、運転免許証や日本国パスポート・各種保険証などです。保険証の場合は補助書類として公共料金の支払い明細書や住民票を合わせて提出することが必要になります。
MNPには有効期限があり、15日以内に完了しないと無効になってしまいます。そのためMNP予約番号を取得する前に本人確認書類を揃えておいてください。
※ワイモバイルからソフトバンク・LINEMOに乗り換える場合はMNP予約番号は不要ですので、取得しないようにしてください。
乗り換えにかかる費用
Yモバイルで支払う料金
- 2年契約の違約金 無料~10,450円
- MNP転出料 無料
転出先のSIM会社に払う料金
- 事務手数料 0円~3,300円
契約解除手数料(免除あり)
スマホプランやケータイプランSSなどを2年更新で契約している場合、更新月以外では10,450円の解除手数料(違約金)がかかります。
ただしワイモバイルを2年以上契約している方であれば、現行プランにプラン変更してそれから乗り換えて続きをすることで、契約解除料(10,450円)を免除して貰うことが可能です。
(例)スマホプラン⇒シンプルプラン⇒ドコモなど
また現行のシンプルプランには定期契約はなく2年縛りはないため、違約金なしで解約または転出することができます。
またLINEMO、ソフトバンクへの転出の場合は違約金や各種手数料がかかりません。
MNP転出料
以前はワイモバイルから電話番号そのままで他社に乗り換える場合、MNP転出料3,300円がかかっていましたが、2021年4月1日から無料化されました。
機種分割払いの残金
端末分割払いをしている場合、解約後も継続して分割払いするか、一括払いする必要があります。
つまりかかる費用は
- 契約解除料 0~10,450円
- MNP転出料 0円
- 端末代分割払いの残金(残債)
- 契約先での契約事務手数料 0~3,300円
となります。
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解約月の支払いはいくら?
ワイモバイルは日割りにならない
ワイモバイルでの支払いは日割り計算にはならず、その次の分が全額請求されます。
例えば7月8日に解約したとしても、7月1日から7月30日分の料金がかかります。
転出先は日割りになることが多い
乗り換え先がどこがはっきりしていないため断言はできませんが、概ね加入月は日割り計算されることが多いです。
例えば7月16日にMNP転入が完了したら、7月16日から7月30日までの料金を払うことになります。ちなみに使えるギガ数(データ容量)も日割りで計算されることが多いです。
解約する前にしておくべきこと
SIMロックの解除の準備
ワイモバイルで使っている端末を他の格安SIM会社で使う場合、SIMロックの解除が必要になります。
ワイモバイルの端末はソフトバンクの周波数(バンド)に対応しているのでSIMロックの解除しても、必ずしも他の格安SIMで使えるわけではありません。(それは他の格安SIMはほとんどドコモ回線でドコモの周波数にしか対応していないからです。=ドコモの電波の一部しか対応していない)
それでもSIMロックの解除は無料ですので、しておいて損はありません。
YモバイルのSIMロックの解除方法
ワイモバイルのSIMロック解除は、店頭かマイページで行うことができます。
- 解約前に会員ページから「シムロック解除コード」を取得する
- ワイモバイルを解約・MNPする
- 他の携帯電話会社に申し込む
- 新しいSIMカードが届く
- SIMロックを解除したい端末に新しいSIMカードを挿す
- 画面上に解除コードを入力してSIMロックを解除
解除コードを入手するのはワイモバイル解約前、でも実際の解除操作は乗り換え後となるのです。
※これはワイモバイル以外(他社)のSIMカードを挿入しないとSIMロック解除コードを入れる画面がでないためです。
SIMロックが解除できる条件
- 2015年5月以降に発売された端末
- ネットワーク利用制限にかかっていない
- 料金などを滞納していないこと
などの条件をクリアすればSIMロックの解除が可能です。
※SIMロックの解除を忘れてワイモバイルを解約してしまった場合は、店頭(手数料3,300円)または専用サイト(無料)で解除手続きができます。
具体的なSIMロック解除の方法については、こちらのページで解説しています。
⇒ワイモバイルの端末のSIMロック解除方法と解除コードの入手方法!
⇒ドコモ・au・ソフトバンクでの中古(契約無し)のSIMロック解除方法
MNP転出の場合のタイミング
現在では2年以上契約している方、定期契約なしで契約している方、現行プラン(シンプル)などで違約金がかからないケースが多くあります。以前は契約更新月(3ヶ月間)以内に乗り換えるのがお得でしたが、定期契約なしなどの方は転出タイミングについてはいつでも構いません。
Yモバイルの解約方法
店舗で解約する
店舗で解約する場合
- 運転免許証などの本人確認書類
- 印鑑
- 利用中の端末とSIMカード
が必要になります。
電話で解約する
電話で解約する場合はワイモバイルの電話からであれば151番、それ以外の電話機の場合0570-039-151に電話をかけます。音声ガイダンスが自動で始まりますので、プッシュボタンを操作します。
電話で解約する場合はオペレーターに繋がる必要があるため、9時から20時に電話をかけるようにしてください。
※通話料は有料です。
オンライン上からの解約
2021年現在では、マイページからのMNP転出・解約が可能になっています。
ウェブで申し込み後、SMSでMNP予約番号が通知されます。
実際の流れ
- 乗り換える日程を決める
- MNP予約番号を取得する
- 乗り換えたい格安SIM会社に申し込む
- 加入審査や本人確認が行われる
- SIMカードや端末が発送される
- 自宅に到着する
- 電話番号の切り替え手続きを行う
- スマホ本体の設定をする
ワイモバイルのMNP転出・解約のまとめ
- 電話番号を引き継ぐ場合はMNP転出手続きをする
- 誤って解約してしまうと電話番号の復旧は不可能
- MNP転出すると自動的に解約となる
- MNP転出・解約はオンライン・電話・ショップで
- 解約金や端末の分割払い残金がある場合はその費用
- 他社で使う場合はSIMロックの解除をしておく
※追記:ワイモバイルは現在、短期での解約も可能になっています。ただし携帯電話会社の安易な短期解約はおすすめできません。というのはブラックリストに載る可能性があるためです。ブラックリストにのってしまうと、ワイモバイルはもちろんのこと、他社でも携帯電話の契約ができなくなる恐れがあります。